「私もやんちゃな時期あったけど」三原じゅん子、”荒れる成人式”報道に苦言

三原じゅん子公式ブログ「夢前案内人」より

 三原じゅん子参院議員は2012年1月9日、自身のブログで近年は恒例ともなった「荒れる成人式」報道について、「こういうことを大騒ぎして報道することが、彼らを刺激しているのではないか」とマスコミに疑問を投げかけている。

 三原議員は2010年の参議院選挙に自民党から出馬し当選。自身の体験をもとに「がん」患者を支援する政策などを打ち出している。政治家に転身すべく立候補を機に女優業から引退したが、過去には数々のドラマに出演し「やんちゃ」な役柄を演じることもあった。特に「3年B組金八先生」(1979年、TBS系列)での”つっぱり”女生徒役が有名で、「顔はやばいよ、ボディやんな」という強烈なフレーズが「やんちゃ」イメージの代名詞ともなっている。

 その三原議員が「成人の日」の1月9日、自身のブログに「新成人、飲酒で暴れ、、、、、」と題した文章を投稿。内容では読売新聞で報じられた「荒れる成人式」の記事が引用されており、

「いつの頃からだろう。(中略)毎年、そんな(荒れる成人式の)報道ばかりの成人の日になったのは。私もやんちゃな時期もあったけど、式典で暴れるのとは意味が違う」

とし、その上で、

「もしかしたら、こういうことを大騒ぎして報道することが、彼らの何かを刺激しているのではないだろうか」

と「荒れる成人式」をしきりに報道するマスコミに苦言を呈している。さらに文末では、

「彼ら(暴れる新成人)が『馬鹿らしい』『恥ずかしい』と思えるようになるにはどうすべきかを考えねば。その一歩として、マスコミもあまり騒がないことを提案したい」

と綴り、一連の報道を控えるよう主張。

 これに対し、ブログのコメント欄へは、読者から「取り上げられて英雄になったような勘違いが生まれているように思います」「マスコミもこんな騒ぎを報道するのではなくもっともっと報道しなきゃならないことがあるはず」などのさまざまな意見が寄せられている。

◇関連サイト
・新成人、飲酒で暴れ、、、、、 – 三原じゅん子公式ブログ「夢前案内人」(2012年1月9日)
http://ameblo.jp/juncomihara/entry-11130861087.html

(丹羽一臣)

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