クラシック版「みくみくにしてあげる」 「のだめ」監修の指揮者がアレンジ

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クラシック版「みくみくにしてあげる」に視聴者からは「88888」の拍手が送られた

 東京交響楽団の正指揮者で、ドラマ『のだめカンタービレ』では俳優・玉木宏に指揮の指導をした飯森範親氏が2012年1月4日、ニコニコ生放送に出演した。飯森氏はいわゆる”耳コピ”でボーカロイド・初音ミクの楽曲「みくみくにしてあげる」をクラシック風にアレンジ。番組えはチェロ奏者の樋口泰世氏とともに同曲を演奏した。

 飯森氏は東京交響楽団のほか、ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団など海外のオーケストラでも活躍する指揮者。オーケストラの指揮では「武道と同じで丹田(ヘソの下)を意識する。そこがブレると余計な力が入ったり呼吸が深く入らなかったりする」と語る飯森氏は、身体を鍛えるため1日に少なくとも7、8kmは走ると言い「多いときにはひと月に250km走る」と語る。

 指揮者としてのストイックな姿勢に、ニコニコ生放送の視聴者から「マエストロング」の愛称が付けられた飯森氏は番組の後半、チェロ奏者の樋口泰世氏とともにボーカロイド・初音ミクを用いた楽曲「みくみくにしてあげる」のアレンジ曲を演奏した。飯森氏によれば、放送直前まで編曲し「バッハっぽく、シューベルトっぽく」仕上げたという。

 演奏が始まるとニコニコ生放送の画面には「素晴らしい」のコメントのほか「最高だ」「プロすごすぎワロタw」といった感想が寄せられた。なかには「オーケストラで演奏して」とのコメントがあり、飯森氏も「オーケストラにできるかもね」とボーカロイド曲のオーケストラ化にも興味を抱いた様子だった。

 飯森氏は1月7日、東京交響楽団の第596回定期演奏会「ローマ三部作」でも指揮を担い、その模様はニコニコ生放送で中継される。

東京交響楽団 第596回定期演奏会「ローマ三部作」

◇関連サイト
・[ニコニコ生放送]クラシック版「みくみくにしてあげる」から視聴 – 会員登録が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv75715927?po=news&ref=news#45:32
・[ニコニコ生放送]東京交響楽団 第596回定期演奏会 – ネットチケットの購入が必要
http://live.nicovideo.jp/watch/lv74376602?po=news&ref=news

(土井大輔)

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