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人気の新車をクローズアップ! ホンダ フリード編【前編】

▲昨年9月にデビューしたホンダの現行型フリード。3列シートのミニバンながらコンパクトなので細い道でも運転は余裕だ

▲昨年9月にデビューしたホンダの現行型フリード。3列シートのミニバンながらコンパクトなので細い道でも運転は余裕だ

コンパクトミニバンは家族の幸せの象徴だ

家族とコンパクトミニバンで送る30代のカーライフは、20代の独身時代に想像していたそれとはちょっと違った。当時はスポーツカーこそが理想の車で、ミニバンは“お父さん”がしぶしぶ選ぶものだと思っていた。けれど運転席の僕と助手席の妻(逆のこともある)が、時折振り返って後席で眠る子供の寝顔を確認する幸せは、想像を超えていた。スポーツカーでハンドリングを楽しむのとどっちが楽しい!? と問われても答えられない。全く異なるふたつの“最高”だからだ。もう少し余裕ができたらもう1台持てるかもしれないし、そのうち子供は一緒に乗ってくれなくなるとも聞く。そうしたらまたスポーツカーに乗ろう。それまでは家族と人数分の荷物とベビーカーと替えのオムツを楽々載せられるミニバンで過ごすカーライフを楽しみたい。

▲温泉街の狭い路地に入り込んでも取り回しに苦労しないのは、4.3m未満の全長と1.7m未満の全幅のおかげ。にも関わらず広々とした室内空間が確保されているのは、高い全高と歴代を通じ工夫が積み重ねられたパッケージングの賜物だろう

▲温泉街の狭い路地に入り込んでも取り回しに苦労しないのは、4.3m未満の全長と1.7m未満の全幅のおかげ。にも関わらず広々とした室内空間が確保されているのは、高い全高と歴代を通じ工夫が積み重ねられたパッケージングの賜物だろう

コンパクトながら車内の使い方は多様

3列シートで6、7人乗りのフリードと2列シートで5人乗りのフリード+(プラス)がある。どちらにも1.5Lガソリンエンジンモデルと、それにモーターが加わったハイブリッドモデルがある。フリードでは現行型で初めてハイブリッドと4WDの組み合わせを選ぶことができるようになった。

7人乗りにも関わらず、全長4265㎜、コンパクトながら車内の使い方は多様。全幅1695㎜と絶対的なサイズはコンパクトなので取り回しは良好。多彩なシートアレンジによって多人数乗車もできるし、荷室容量を最大化することもできる。+は荷室床面が低いので、重く大きな荷物を出し入れしやすい。収納が多く、使い勝手が良い。

ハイブリッドモデルの方が価格が高い代わりに燃費が良いのは間違いないが、絶対的な動力性能は同程度。イニシャルコストを抑えたい場合には、ガソリンモデルを選ぶのもありだ。

▲カーナビやATセレクターがインパネの操作しやすい位置に配置されているため、左右前席の間をウォークスルーで移動できる

▲カーナビやATセレクターがインパネの操作しやすい位置に配置されているため、左右前席の間をウォークスルーで移動できる

▲Aピラーを2本に分割し、隙間にガラスを配置することで、斜め前の死角を減らしているのは、安全上効果大

▲Aピラーを2本に分割し、隙間にガラスを配置することで、斜め前の死角を減らしているのは、安全上効果大

▲試乗したのは2列目シートに左右独立したキャプテンシートが配置された6人乗り仕様。1~3列目のどこに座っても頭上、足元ともに窮屈さを感じることなく長時間過ごせる。後列へいくにしたがって少しずつ目線が高くなるようにシートが配置されているため、後列に座っても閉塞感を感じにくい

▲試乗したのは2列目シートに左右独立したキャプテンシートが配置された6人乗り仕様。1~3列目のどこに座っても頭上、足元ともに窮屈さを感じることなく長時間過ごせる。後列へいくにしたがって少しずつ目線が高くなるようにシートが配置されているため、後列に座っても閉塞感を感じにくい

▲3列目を使用しない場合このように左右分割して跳ね上げて固定する。折りたたんで床下に収納する方がスマートだが、フリードには4WDも設定されるために難しい。半面、ラゲージ床面を低くでき、1255 ㎜と十分な荷室の高さを確保できる

▲3列目を使用しない場合このように左右分割して跳ね上げて固定する。折りたたんで床下に収納する方がスマートだが、フリードには4WDも設定されるために難しい。半面、ラゲージ床面を低くでき、1255 ㎜と十分な荷室の高さを確保できる

【解説した人】塩見智

1972年、岡山県生まれ。自動車雑誌編集部を経てフリーランスの自動車ライターへ。最近、カーセンサーnetを数十クリックした結果、ディーゼルのボルボ V40を購入。

ホンダ フリード(現行型)を探す▼検索条件ホンダ フリード(現行型)text/塩見智

photo/寺坂Johney!

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