タムロン、ソニーとペンタックスに対応するデジタル一眼レフカメラ専用の超広角ズームレンズ発売へ
タムロンは、デジタル一眼レフカメラ専用の高性能超広角ズームレンズ『SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical[IF](Model B001)』(以下、SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II)を開発、2009年6月12日に発売する。ニコン、キヤノン用の同製品はすでに発売されており、今回は新たにソニーとペンタックスに対応する。希望小売価格は7万1400円(税込)。
『SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II』は、デジタル一眼レフカメラ専用の超広角ズームレンズとしては初めて16mmから37mm相当の幅広い焦点レンジ(35mm判換算)をカバーした。光学設計にはデジタルカメラの特性に配慮し、特殊硝材を採用することで高い描写性能を実現。ズームによる収差変動を考慮して、画面中心から周辺まで撮影素子に入射する光の角度を一定範囲内に収めるなど、ワイドズームの画質で気になる周辺光量の低下を抑制している。
また、タムロンの超広角ズームレンズの従来機種『SP AF11-18mmF4.6-5.6 Di II(Model A13)』に比べて、広角側の焦点距離の拡張、ズーム倍率の拡大、明るさの改善などのスペックアップを図ると同時に軽量・コンパクト化も徹底している。現在の一眼レフカメラにマッチするよう考慮されたデザインは、シルエット全体が滑らかでスマート。画角外から差し込む有害な光線を画面フレームに適した形状でカットする花形フードも標準で装備されている。
超広角ズームレンズがあれば、壮大な風景を1枚の写真に収めて撮影するだけでなく、最短撮影距離0.24mまでの近接撮影能力を生かした遠近感のある大胆な構図を作ることも可能になる。標準ズームレンズに物足りなさを感じはじめた人は、2本目のレンズを検討してみてはいかが?(このニュースの元記事はこちら)
『SP AF10-24mm F/3.5-4.5 Di II LD Aspherical[IF](Model B001)』の主な仕様
焦点距離:10-24mm
明るさ:F/3.5-4.5
画角(対角画角):108°44’~60°20’(APS-Cサイズ相当)
レンズ構成:9群12枚
最短撮影距離:0.24m(ズーム全域)
フィルター径:77mm
最大径:83.2mm
絞り羽根:7枚
最小絞り:F/22
重さ:406g
全長:86.5mm
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京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。
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