【韓国海洋警察殺害】中国人も非を認めはじめた? ネットユーザー6割「中国漁民に責任ある」

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朝鮮半島西部の韓国の排他的経済水域(EEZ)で12日午前、不法操業していた中国漁船を拿捕(だほ)しようとした韓国海洋警察官2人が、中国漁船の船長に殺害される事件が発生した。この事件をめぐって、現在中国のインターネット上では責任の所在をめぐりさまざまな議論が繰り広げられているのだが、ここにきて「中国漁民が悪い」と考える人が増え始めているようだ。

中国の大手ポータルサイト『騰訊網』は13日(午前10時半から現在まで)、同事件に関する緊急インターネットアンケートを実施した。質問は「今回の事件の主な責任は誰にあると思うか?」というもの。13日20時30分の時点では、回答者の62%(2万8858人)が「中国漁民」と答え、38%(17964人)が「韓国警察」と答えていた。

韓国メディアは、同アンケートについて「中国人ネットユーザーの8割が『韓国警察の責任』と答えた」と報じたのだが、記者が実際に『騰訊網』を確認したところ、上記のような結果となっていた。徐々に真っ当な意見が増え始めたということだろうか。

だが、同事件は中国漁船が韓国のEEZを侵犯したことが発端となっているのであり、さらに韓国警察を殺害するという最悪な事態まで起こしている。中国側に非があるのは当然で、韓国のネットユーザーたちの怒りはそう簡単には収まらない。現在、韓国のネット上には次のようなコメントが書き込まれている。

「中国漁民を人間だと思ったらだめだ」
「韓国は中国になめられている」
「あり得ない出来事」
「国土が狭いからといって国が小さい訳ではないんだ」
「中国がこんな精神状態なら絶対に強大国にはなれない」
「韓国国民の感情を大いに刺激した犯罪。死刑が妥当」
「ベトナムのように武器を使って対応したほうがいい」
「今後、不法操業している中国漁船は全部沈没させろ」
「中国という国は、将来韓国にとって荷物にしかならないんだと思う」
「気がおかしくなりそう。なぜ中国のご機嫌を伺う?韓国の力を見せつけようじゃないか」

中国の違法操業といえば、日本の尖閣諸島沖でも2010年に中国漁船と海上保安庁の巡視船が衝突するという事件が発生している。当時負傷者は出なかったが、中国漁船は取り締まりに供えて斧や鉄パイプを常備しているともいわれているだけに、将来日本の領海内でもこのような凶悪事件が起きないとも限らない。韓国と中国がどう対応していくのか、日本は注目していく必要がありそうだ。

※画像:騰訊網より引用

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]

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