【国会ファイトクラブ】平井卓也議員「公務員人件費2割削減ってどうなりました?」

平井卓也議員

「国会ファイトクラブ」とは、国会でおこなわれた審議の中から、質問者ごとに注目すべきやりとりを切り出し、最高のファイター(質問者)を称えるという企画です。
[これまでの「国会ファイトクラブ」に関する記事]

ファイター: 平井卓也議員(自由民主党・無所属の会・香川1区)

「国会ファイトクラブ」 シーズン1 ラウンド8

衆議院予算委員会2011年11月8日基本的質疑

【質問】平井卓也議員
【答弁】野田総理大臣
【答弁】安住淳財務大臣
【答弁】川端達夫総務大臣
【答弁】江利川毅人事院総裁

マニュフェストの公務員人件費2割削減ってどうなりました?7.8%カット?
平沢議員「2割削減の旗は下ろしてないんですね?」


人事院勧告を内包ってなにですか?
※橘慶一郎議員も頷いています。


ファイター(質問者):平井卓也議員の評価

凡例)レビュアー氏名 技術点+芸術点=総合点 コメント

岸博幸 技3+芸1=計4点 「質問側の話が長過ぎ。独演会じゃないんだから」
大熊利昭 技3+芸3=計6点 「(コメントなし)」
キック柴田 技2+芸2=計4点 「マニフェスト攻撃を繰り返すも今一歩突破力に欠けるきらいあり。内包ポイントは奪取」
元官僚X 技3+芸2=計5点 「テーマがやや地味」
議員秘書P 技2+芸2=計4点 「(コメントなし)」

技術計13点+芸術計10点=総合計23点

平井卓也議員の総合点は50点満点中23点でした。

国会ファイトクラブ~国会質疑クロスレビュー:ルール説明

国会質疑のファイター(質問者)ごとに5名のレビュアーが点数をつけ、その合計点を競い合います。今回は「国会ファイトクラブ シーズン1」ということで11月8日、9日に行われた衆議院予算委員会のレビューをおこないます。注目すべきやりとりはすべて動画で切り出していますので、あなたも動画を観て採点をしてみてください。。
採点方式
●技術点( 5点満点): 質問者の攻撃の有効性を評価
●芸術点( 5点満点): 質問者による攻撃の華麗さやエキサイティングさを評価
●総合点(10点満点): 技術点+芸術点

今回のレビュアー
◇岸博幸さん    慶應義塾大学大学院教授
◇大熊利昭さん   政策シンクタンク勤務、元国家公務員制度事務局企画官
◇キック柴田さん   国会批評家(初級)
◇元官僚Xさん    元経済官庁勤務
◇議員秘書Pさん  ベテラン国会議員秘書

国会審議の楽しみ方

国会では日々重要な審議がおこなわれていますが、通常これらすべてを観ることは不可能です。しかしテレビのニュースではほんの一部しか紹介されず、ちょっと物足りない。
そこで生まれたのがこの「国会ファイトクラブ」という企画です。この企画ではまず、国会審議の中から注目すべき部分を動画で切り出してご紹介しています。これを順番に観ていくだけでもある程度国会の「今」を知ることができます。さらに複数のレビュアーによる評価とコメントによりその質問や答弁が客観的に見てどのくらい価値があるものかということを知ることができます。

これらの審議は国の将来と私達の生活へダイレクトに繋がるものですから、その瀬戸際での激しいやりとりはそもそも非常に面白く、まさにリアルそのものです。場合によっては政府が激しい批判を浴びた末に政策転換される重大な瞬間に立ち会える可能性があります。

政治家は背後に支援組織などもあり、国会はまさに政治生命をかけた戦いの場でもあります。その真剣勝負は、本格的なディベート番組としても見応えがあります。さらに国会は演説やブログ、メルマガといった一方的な情報発信とは違い、相手のいるディベートの場ですから、政治家がどのくらい勉強してこの場に挑んでいるかがよくわかり、ディベート能力とあわせて政策に関する見識や問題意識までもはっきりと見えてきます。そして国会審議を通して素晴らしい政治家を見つけ出す、という楽しみもあります。国会審議は今最も面白く、活きたコンテンツだと言えます。この「国会ファイトクラブ」を通して国会審議に興味を持ち、楽しんでいただければと思います。

参考)
国会の楽しみ方に関する詳しい解説に関してはこちらも御覧ください
「好プレー!珍プレー!国会ダイジェスト」(現代ビジネス)
http://gendai.ismedia.jp/category/diet [リンク]

[協力: 東京プレスクラブ http://tokyopressclub.com/]

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深水英一郎(ふかみん)

深水英一郎(ふかみん)

トンチの効いた新製品が大好き。ITベンチャー「デジタルデザイン」創業参画後、メールマガジン発行システム「まぐまぐ」を個人で開発。利用者と共につくるネットメディアとかわいいキャラに興味がある。

ウェブサイト: http://getnews.jp/

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