日清シスコ『ココナッツサブレ』が51年目の大リニューアル! ついに小分けになったけど減量!?
発売から51年。根強い人気で定番中の定番である日清シスコ『ココナッツサブレ』が、小分けパックとなってリニューアル。果たして、このベストセラーがどんなリニューアルを遂げたのか! 旧パッケージと比較して、検証してみる。
旧パッケージから2枚減ってしまったロングセラー
サクサクした歯ごたえで、おやつとして定番の人気商品である日清シスコ『ココナッツサブレ』(5枚×4袋・希望小売価格 税抜150円・2016年10月17日発売)。1965年の発売から51年というロングセラーのスナック菓子だ。
そんな“ド定番おやつ”のココナッツサブレがリニューアルしたということで、ネットではちょっとした話題となった。小分けパックを採用したことがその要因なのだが、これについては賛否両論ある。賛成側の意見は「小分けになって、食べたい量だけを好きなときに食べられる」というものである。これに対して、否定側の意見は下の写真を見れば一目瞭然だ。
旧パッケージと比較してみた。
パッケージの比較だけだとリニューアルして大きくなったように見えるが、これは小分けパックになって単純に嵩が増えただけ。1枚ごとの比較は、目に見えるだけの差異は見出だせなかった。
肝心なのは、その枚数。さあ、数えてみよう。そう。2枚減っているのだ。これがネットで否定的な意見の代表的なもの。ただ、これに関しては、原材料費の高騰や消費税率のアップなど、酌量の余地はある。批判の矛先をメーカーに向けるのは間違っている。矛先は経済政策を怠っている国に向けるべきだろう。
中身を確認してみると1袋に5枚と小分けされている。このぐらいの分量が、1回に食べる分としては適量なのかもしれない。
そして、残りはパックされてあるので保管もスペースを取らないし、湿気にくくなったというメリットが大きい。さて、味もリニューアルされたのだろうか。
うん。ココナッツサブレだ。
味はまったく変わっていない。ロングセラーで人気商品の味を変えるのは愚策。いつもの味で安心する層は大多数だし、記者もそのひとり。好きな味が継続して売られているのはウレシイものだ。
まとめ:減量は残念だが、それが大きなマイナス要素にはならない
ファンの多い『ココナッツサブレ』のリニューアルには、プラス面とマイナス面があるが、マイナス面がそれほど大きなマイナスにはならなかった印象。むしろ、食べやすくて保存も楽になったメリットを歓迎すべきだろう。ちなみに、今回のリニューアルに関連して、昨年発売50周年を記念して結成された私立恵比寿中学(エビ中)扮する商品公式アーティスト「五五七二三二〇」も2名×4組のユニットに“解体”してプロモーションを展開している。
まあ、正直このプロモーションがどの程度の効果があるのか分からない。エビ中のファンや昨年のユニット「五五七二三二〇」の活動に興味がある人なら、プロモーションサイトをチェックしてみるのもいいかもしれない。
日清シスコ ココナッツサブレ 20枚×12袋
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