【ガジェ通秋葉原制覇】いま一番筆者が注目している欧風カレーの店を紹介したい @『欧風カレーM』
ガジェット通信編集部のある秋葉原はカレーの街と呼ばれる“神保町”を追い抜いて、今では日本一のカレー激戦区になっています。
というわけで、筆者(YELLOW)のカレー率も必然的に高くなるわけですが、あまりチェーン店には行かないために意外とカレーは食べていない可能性……あると思います。
しかし!
そんなカレーチェーン店が無双する秋葉原に、個人経営の美味しいカレー屋さんが出来たので報告します。
秋葉カレーの新星『欧風カレーM』
まず、「欧風カレーとはなんぞや?」ってところから始める必要があるかもですが、ぶっちゃけ欧風カレーというモノに定義はありません。
強いて言うなら神保町の『ボンディ』が最初に“欧風カレー”を商品名に使ったので、まさに『ボンディ』のカレーが欧風カレーって事になります。
ちなみに日本のカレーの原点はイギリス海軍から伝わったとされる“英式カレー”でして、インドのカレーと異なり“煮込み料理”として進化したカレーになっています。
と、いう感じの欧風カレーを引っさげて秋葉原に登場した『欧風カレーM』には、筆者も注目しています。
『牛すじ煮込みカレー』を所望する!
表にあったメニューを見てみると、どうやら“牛すじ”を使ったカレーがイチオシっぽいので、まずはベーシックな『牛すじ煮込みカレー』(780円)を食べてみる事にします。
店内は新しい店だけに小綺麗で、テーブル席とカウンター席があるので友達と来てもボッチプレイでもエンジョイ出来ます。
また店主一人で切り盛りする事を想定してか、入り口に券売機がある食券制になっています。
『牛すじ煮込みカレー』を食す!
整いました。
ちなみに大盛りも無料でサービスしてくれるのですが、今回は普通盛りにしてみました。
それでもボリューム的には十分でして、ランチとして物足りないって事はないと思います。
スパイスの香りが半端ない件
ビジュアル的には大人しい感じの『牛すじ煮込みカレー』ですが、かなりのスパイス感があります。ここまで各種スパイスを大胆に使うカレーは、なかなか秋葉原には無いので貴重です。
特に盛り付けてから加えたスパイスは香草系の香りが強く、ただの欧風カレーではない事をアピールしています。
若干、香草系の香りが苦手な人もいるので賛否が分かれるかもですが、あくまでも『欧風カレーM』の個性として受け入れたいと思います。
いわゆる欧風カレーにしてはスパイスが尖っていますが、辛さ自体は中辛レベルなので、よほど辛いのが苦手でなければ食べられると思います。
ジャガイモへのコダワリを感じる『欧風カレーM』
欧風カレーの中でもカレーの街として名を馳せる神保町には、“神保町スタイル”とも呼べる様式美があります。
どの店の欧風カレーも、大抵は“茹でたジャガイモ”がカレーの皿とは別に提供されるのです。
そして!
この『欧風カレーM』はジャガイモをカレーと一緒に煮込まずに、あえて最後に茹でたジャガイモをカレーに和えて提供します。
なのでジャガイモの茹で加減と言うか火加減もベストな状態でして、ジャガイモの美味しさが引き立ちます。
さらに!
ジャガイモへのリスペクトが感じられるのが、一緒に盛られてくる“ポテトサラダ”で御座います。これがまた美味しいので、この『欧風カレーM』のカレーの価値を一段と高めている予感です。
牛すじも多いぞ!
牛すじに限らず野菜も大きめにカットされているので、それぞれの素材の味を愉しめます。
無論、カレーの方にも多くの肉や野菜が溶け込んでいるので、カレーとしての深さも備えているので安心して下さい。
秋葉原で“牛すじカレー”と言えば『ブラウニー』がベストですが、それに匹敵する“牛すじチカラ”を感じました。
テーブルには“浅漬け”的な何かと“福神漬け”があります。
これらも駆使すれば『牛すじ煮込みカレー』も、よりイイ感じに食べ進める事が出来ますね。
ご馳走様でした!
『欧風カレーM』 総評
秋葉原に出来た欧風カレーの店として、この『欧風カレーM』は注目すべき店かと思いました。お値段もそこそこ、大盛り無料なので大盛りにすればコスパも高く、カレーの味も上々で御座います。
若干、最後のスパイスはあえて火を入れず、香りを最大限に生かしているので、逆にこの香りが苦手な人にはマイナス点になるかもしれません。
とは言え、ここら辺は個人の嗜好ですし試してみなければ答えは出ないので、まずは一度『牛すじ煮込みカレー』を食べてみて欲しいですね。
それでは、是非みなさんも『欧風カレーM』の美味しいカレーを食べてみて下さい。
『欧風カレーM』
住所:東京都千代田区神田和泉町1-7-13 SUZUKIビル1階
営業時間 11:00~15:00
定休日:祝日
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