マルーン5xケンドリック・ラマーによる切なさ満点のトロピカル・ハウス調ナンバー「ドント・ワナ・ノウ」(Song Review)
マルーン5が、2016年10月11日に今年初のシングル「ドント・ワナ・ノウ」をリリースした。2月に開催された【第58回グラミー賞】で最多11部門にノミネートされた、ラッパーのケンドリック・ラマーがゲストとして参加した、“ロック・バンド”らしからぬサウンドに仕上がっている。
制作は、ボーカルのアダム・レヴィーンとケンドリック・ラマー、マルーン5の大ヒット曲「ムーブス・ライク・ジャガー」(2010年首位)を手掛けた、アマー・マリク、ジョン・ライアン等が担当し、プロデュースには、イギー・アゼリアやタイオ・クルーズなどのアルバム・プロデュースを手掛けた、ザ・アーケードがクレジットされている。
楽曲は、これまでのマルーン5のヒット曲にはなかった、今年のブームでもある“トロピカル・ハウス”を起用したフロア向けのナンバーで、アダム独特の色気を醸したボーカルは健在だが、「マルーン5の曲」と言われなければ、気づかない方も多いかもしれない。「ノウ、ノウ、ノウ…」と3回続くサビが印象的で、一度聴くと耳に残る、中毒性の高い楽曲に仕上がっている。
歌詞の内容は、「君は今、幸せ?知りたくないよ、家に送っている奴が誰かなんて…」と、未練タラタラな男心を綴った失恋ソング。ミッドテンポのトロピカル・チューンに乗せることで、切なさが強調され、曲の良さを際立たせている。この曲のミュージック・ビデオは、昨年の大ヒット曲「シュガー」を手掛けたデヴィッド・ドブキンが監督を務め、14日に米NBCの『トゥデイ』で公開される。
Text:本家一成
◎リリース情報
「ドント・ワナ・ノウ feat. ケンドリック・ラマー」
マルーン5
2016/10/11 RELEASE
https://goo.gl/wDkWPQ
関連記事リンク(外部サイト)
マルーン5、ケンドリック・ラマーとの初コラボの新曲リリース
ジャネット・ジャクソン(50)が妊娠を発表
ジャスティン・ビーバーのOAにも抜擢された、若手No.1DJマーティン・ギャリックス最新インタビュー
国内唯一の総合シングルチャート“JAPAN HOT100”を発表。国内外のオリジナルエンタメニュースやアーティストインタビューをお届け中!
ウェブサイト: http://www.billboard-japan.com/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。