【CEATEC2016】トヨタの手のひらサイズのコミュニケーションロボット『KIROBO mini』が3万9800円で発売決定
10月4日から7日にかけて幕張メッセで開催される展示会『CEATEC JAPAN 2016』。トヨタ自動車は手のひらサイズのコミュニケーションロボット『KIROBO mini(キロボ ミニ)』を出展、今冬に東京と愛知の一部販売店で一般への先行販売を開始することを発表しました。
『KIROBO mini』は、国際宇宙ステーション“きぼう”に搭乗し、若田光一宇宙飛行士と世界で初めて宇宙での人とロボットとの対話実験に成功したロボット『KIROBO』のコミュニケーション機能をベースに開発したコミュニケーションロボット。2015年の『東京モーターショー2015』で参考出展され、自動車メーカーが作るコミュニケーションロボットとして注目を集めました。
参考記事:
【東京モーターショー2015】「おこなの?」トヨタが手のひらサイズのコミュケーションロボット『KIROBO MINI』を参考出展
https://getnews.jp/archives/1219063[リンク]
座高10センチ、重さ183gの手のひらサイズで、3時間の充電で約2.5時間の動作が可能。スマートフォンアプリとBluetoothで接続することにより自発的に会話する機能を持ち、ユーザーと雑談をしていく中で思い出などを共有し、変化・成長していくことができます。
内蔵したカメラからユーザーの表情を読み取る機能を持ち、ユーザーの感情をくみとって身振りや手振りを交えた雑談が可能。どんなときに笑顔になったか、自動車のシステムと連動してユーザーがどこに出かけたかなどの記憶に基づいた会話もできるそうです。
話しかけた人の方向に顔を向けるなど、ちょっとしたしぐさに“心”があるような印象を持てるのが特徴。
展示ブースでは、スリットの開いたショーケースに展示されていて、来場者が話しかけたときの反応を見ることができます。
持ち運び用のポーチに入った姿での展示も。ポーチごと自動車のドリンクホルダーに入れておでかけする用途も想定しています。
会場ブースのメディア向けプレビューの場で、『KIROBO mini』の一般への発売が発表されました。東京都と愛知県の一部トヨタ車両販売店で今冬に先行販売を開始、2017年には全国で発売を予定しています。本体価格は3万9800円(税別)を予定。このほかスマートフォンアプリの使用料として、月額300円程度を予定しています。
発売が決まったことで会場人気の高まりが予想される『KIROBO mini』。会場へ行ったらまずトヨタブースをチェックしてみることをオススメします。
【TOYOTA】KIROBO mini (キロボミニ) CONCEPT MOVIE
https://youtu.be/68p2-KK7WKw
トヨタ KIROBO mini | トヨタ自動車WEBサイト
http://toyota.jp/kirobo_mini/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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