ロッテ製『ペペロ』から米粒サイズの幼虫! 専門家「その虫は人体に有害。アレルギーを引き起す可能性も」

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韓国のロッテ製菓が製造するチョコレート菓子『ペペロ』から、米粒サイズの生きた幼虫が見つかっていたことが分かった。幼虫は茶色く毛が生えており、1匹ではなく何匹もうじゃうじゃと袋の中から出てきたという。『ペペロ』は最近、日本でも販売されているため、このショッキングな出来事は韓国のみならず日本でも波紋を広げている。

MBCニュースデスクは11月11日、「ペペロデー」のプレゼントとして購入した『ペペロ』に、幼虫と見られる複数の異物が混入していたと報じた。消費期限は2012年3月だったが、すでにチョコレートは白っぽく変質し、表面もデコボコの状態。幼虫入り『ペペロ』を購入してしまった消費者は、「子どもたちがお菓子を食べていたら虫が見つかり衝撃を受けた」「こんなものが出てくること事態おかしい」と激怒している。

気になる人体への影響だが、専門家によると、『ペペロ』から見つかった幼虫は「鰹節虫(カツオブシムシ)の幼虫」だという。あまり聞き慣れない虫だが、甲虫目カブトムシ亜目カツオブシムシ科(Dermestidae)の昆虫で、衣類など繊維質をエサにする害虫だそうだ。専門家は、アレルギーを引き起す可能性があるため、「人体に有害」と警告している。

幼虫入りペペロの報道を受け、韓国や日本のインターネット上では、「衝撃的」「今日ペペロ食べたのに…」「もう食べられない」「うわー気持ち悪い」「製品の管理はどうなっているんだ」と大騒ぎになっている。

最近は新大久保界隈でも売られている『ペペロ』。ロッテ製菓は「穀物によくある幼虫。人体に害はない」と説明しているが、用心した方がよさそうだ。今年の11月11日は「1」が6つも並んだことから、韓国では「ミレニアムペペロデー」と大きく盛り上がったのだが、今回の幼虫事件でペペロ人気は低迷しており、18年間続いたペペロデーも存続の危機に立たされているという。

ペペロから幼虫を見つけた消費者が撮影した動画。虫が苦手な人は鑑賞注意!

※画像:MBCニュースデスク/interview365/NEWSisより引用

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「朴美奈」が執筆しました。[リンク]

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