オーストラリアで200人が死亡した山火事は「バカなグリーニー(環境保護主義者)の責任」

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今年2009年2月7日にオーストラリアのヴィクトリア州で大規模な山火事が発生し、死者は少なくとも200名、1800棟以上の建物と34万ヘクタール以上の面積を焼失する大惨事が発生しました。
この山火事、災害情報ブログの『レスキューナウ』では、『連日40度以上の記録的な熱波による山林・原野火災』『干ばつの影響で大地が乾燥』が原因とされているようですが、言論ブログ『アゴラ』のエントリー「オーストラリアにおける「不都合な真実」の悲惨な結末 – 矢澤豊」では現地の弁護士の方の言葉として、「バカなグリーニーたち(Greenies=環境保護主義者)の責任だよ」と紹介されています。

オーストラリアのシドニー・モーニング・ヘラルド紙でも報じているとおり、この地域では山火事対策として、家屋周辺の森林を伐採して、山火事の家屋への延焼を予防しています。さらに、雨季には人工的に山火事を発生させ、燃えやすい枯れ草や枯れ木を処分しているとのこと。ところが、『アゴラ』のエントリーによると「都市計画を牛耳る地方政府が、森林愛護や、山火事による二酸化炭素排気への反対を主張する環境保護団体の圧力により、このような計画的伐採や人工的山火事による予防策を禁止したという。それでもあえて住居周囲の木々を伐採した人は、刑事犯として罰金刑を科せられていた」といいます。伐採や人工的山火事を禁じられたために、今回の被害が増大したというのです。

エコも大事ですけど、おばあちゃんの知恵袋的な“先人の知恵”も大事にしないといけませんね(このニュースの詳細記事はこちら)。

■関連リンク
レスキューナウ
オーストラリアにおける「不都合な真実」の悲惨な結末 – 矢澤豊(アゴラ)
シドニー・モーニング・ヘラルド

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shagiri

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