私(ワンコ)をキャンプに連れてって~マガジンハウス担当者の今推し本『OUTDOOR LIFE with DOGS 犬とキャンプ!』

犬とキャンプ書影

―――こんにちわんこ、マガジンハウスです。雑誌でもまだまだペットブームは続いていますね。弊社でもワンちゃんネコちゃんの特集、よく売れます。そんな中、「せっかく犬を飼っているのなら、キャンプに連れて行っちゃおう!」という本も出しちゃいました。犬キャン(犬とキャンプ)の始め方から、犬も喜ぶギアカタログ、キャンプでのマナーなどなど、気軽にワンちゃんとアウトドアを楽しむための一冊です。この本を手掛けたのは、柴犬を偏愛する編集K氏。彼の愛犬家ぶりは社内でも有名ですが…。

K 「はい、赤と黒の柴犬を2頭飼ってますよ。もう本当に可愛くて~(細い目)」

―――いつ頃から飼われてるんですか?

K 「14年前からです。実は自分は猫派だったんですが、子供が『犬がほしい』ってせがむので、ちょうど家の近所に柴犬のブリーダーがいたから見に行ったんですよ。実際に見てみると、吊り目に三角耳で猫に通じるところもあるし、なにしろ超可愛くて、気がついたら翌日に購入してました」

写真2

こちらはネコ派のK氏を陥落させた赤柴・サンゴちゃん。確かに超可愛い。

―――2頭同時に?

K 「いや、もう1頭は半年後に。山中湖にキャンプに行く機会があって、その行き道に八王子にいいブリーダーがいると聞いてちらっと寄ったんですよ。そしたら、黒の柴犬が尻尾をつかまれて『どうですかー、この子』って出てきて」

―――それは可愛い(笑)。

K 「もう超~可愛くて! 気がついたらキャンプの帰り道に購入してました」

―――『キャンプと犬』って、その行き帰りで買おうっていう本じゃないですよね(笑)。それにしても、半年で2頭の衝動買いはけっこうな買い物ですね。

K 「しかも、オス×オスは本当はあんまりおすすめじゃないらしいんですけどね。でも目の前に現れた2頭の可愛さに衝動を抑えられず」

―――猫派がすっかり寝返ったんですね。

K 「はい。それから、飼ってみて知ったんですが、犬って犬種ごとに専門誌があるんですよ。柴犬は『Shi-Ba(シーバ)』って雑誌なんですけど、これはずっと熟読してます」

―――柴犬に完全に魅了されてるじゃないですか! そんな可愛い愛犬たちを、これまでにキャンプに連れて行ったことはあるんですか?

K 「そんなに本格的なものじゃないんですけど、湖に連れて行ったりはしますね。ある時、湖で散歩をしていたら白鳥が寄ってきたんです。すると、うちの犬もやる気になって寄っていっちゃったんですよ。そうしたら、白鳥がさらにやる気になって羽根をばさーって広げ臨戦態勢になって大変なことになっちゃって。その時に、『ああ、犬をアウトドアで遊ばせるのは正しい知識が必要なんだな』って思ったのも、この本を作ったきっかけの一つです」

写真3

こちらが、山中湖帰り道、無意識のうちに購入してしまったというカイトちゃん。わふわふ。

―――…ホントですか?(笑)  でも、そんなにベタ可愛がりなら、日々の散歩も楽しくて仕方ないでしょう。

K 「キャンプだけでなく、いろんなところへ行きましたねえ。伊豆の白浜に行った時は、浜辺を散歩させてたら『あ、かわいい~』なんて水着ギャルたちがたくさん寄ってきてモテた気分になったり、お台場に連れて行って、映画館の周りを散歩させたら、『かわいい~♡ 柴犬ですかぁ?』なんて人だかりができたり。狙ってたんですけどね」

―――だいぶゲスなエピソードをありがとうございます。

K 「冗談ですよ。僕は純粋に犬を愛していますから」

―――わかりました。では、最後にKさんからこの本の読みどころを教えてください。

K 「ワンちゃん同伴のキャンプというと、ハードルが高いと思われるかもしれませんが、一歩踏み出して愛犬を自然へ連れ出すと本当に楽しいです! ひと手間をかけた分の楽しさがあるし、ワンちゃんとの信頼が深まるのは間違いありません。ただ、道具も含めてそれなりにHOW TOが必要な部分もありますので、それを全て網羅したこの本をぜひお読みくださいね」

―――愛犬家には必読の一冊ですね。ありがとうございました~。

今週の推し本

『OUTDOOR LIFE with DOGS 犬とキャンプ!』
スノーピーク 監修
ページ数:168頁
ISBN:9784838728671
定価:1,620円 (税込)
発売:2016.08.25
ジャンル:ペット

[http://magazineworld.jp/books/paper/2841/]

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