『侠飯~おとこめし~』第4話に登場した“特売肉がA5ランクに変わる侠飯”を再現してみた
料理弱者のズボラ男子が、ドラマ『侠飯~おとこめし~』(テレビ東京系列/金曜・深夜0時12分~)に登場した絶品手料理をクッキング。第4話は、“特売肉がA5ランクに変わる侠飯”です!
ヤクザの組長・柳刃(生瀬勝久さん)が、アパートの大家さんから譲り受けた特売肉を使って作り上げた料理の材料はコチラ。
・牛肉
・タマネギ
・ジャガイモ
・コンビーフ
・ニンニク
・牛脂
・赤ワイン
・塩
・黒コショウ
・バター
・しょう油
・レモン
A5ランク風ビーフステーキ オニオンソースがけ
筆者が今回スーパーで購入した牛肉は、100gあたり368円のオージービーフ。A5ランクとは程遠いごく一般的な牛肉ですが、柔らかくするためのコツを施し、限りなくA5ランクに近付けていこうというワケです。まずは丁寧に筋切りを行います。
タマネギをすりおろし、牛肉にまぶします。
ラップをして冷蔵庫に入れたら、そのまま1時間ほど漬け込みます。
冷蔵庫から肉を取り出したらタマネギをよけ、片面に塩コショウ。焼く前に10~20分ほど室温におくと良いそうです。
フライパンを熱して牛脂を溶かしたら、塩コショウした面を下にして肉を入れます。強火で20~30秒焼いたら、中火にしてまた20~30秒。
肉汁が浮き出てきたら裏返し、赤ワインを入れます。
アルコールが飛んだら弱火にし、中に火が通って焼き色がついたらを皿に取り出します。
続いてソースを作ります。肉を取り出したフライパンにバター、刻んだニンニク、肉に漬けていたおろしタマネギを入れます。醤油とレモン果汁を加え、十分に温まったらステーキに乗せて完成です。
コンビーフポテト
続いてはステーキの付け合わせメニューを作ります。ジャガイモの皮をむき、棒状に切ったら5分ほど水にさらします。
フライパンにサラダ油とバターを入れて中火にかけ、水気を切ったジャガイモを炒めます。
ジャガイモがこんがりとしたらコンビーフを加えてさらに炒めます。
コンビーフがほぐれたら、鍋肌から醤油を加えて香ばしく仕上げます。火を止めて黒コショウをふったら出来上がりです。
ニンニクのホイル焼き
付け合わせメニューの2品目。アルミホイルを器型に成形し、薄皮をむいたニンニクをサラダ油と一緒に入れます。フライパンにアルミホイルを乗せて弱火にかけ、ニンニクが柔らかくなれば完成です。
ステーキを食べた感想は、「このソース、マジでウメエェ!」です。そして、A5ランクなんて食べたことがない庶民なので比べようがないですが、「A5ランクみたいに柔らかい!」とは感じなかったのが正直なところ。筋切りと漬け込みが足りなかったのか? ドラマを観てハードルが上がってしまった感はありますが、ジューシーで柔らかいステーキを食べるには、やはり肉のポテンシャルは必要不可欠と言えるでしょう。とはいえ、スーパーの肉を美味しく食べる方法としては申し分がなく、バツグンにデリシャスなソースはハンバーグなどにも応用できそうです。
付け合わせのポテトはコンビーフの味がしっかりついており、それ単体でご飯が進む進む! ステーキの付け合わせはマッシュポテト派か、あるいはフライドポテト派か、という長年のバトルに終止符を打ったのは伏兵コンビーフでした。
なお、各食材と調味料の適切な分量は公式サイトに詳しく載っています。もし自宅でチャレンジする場合は、そちらをチェックしてみてください!
“特売肉がA5ランクに変わる侠飯”総評:
・楽チン度:★★★☆☆
肉の筋切りや漬け込みは手間ですが、冷蔵庫で寝かせる間に付け合わせメニューも完成しますし、あとは肉を焼くだけなので比較的カンタンな部類かと思います。・美味しさ:★★★☆☆
ソースがウマい。これだけは断言できます。もう少し肉のランクを上げてリベンジしたいですね。コンビーフポテトはぜひ一度試してもらいたいです。
【ドラマ24】侠飯~おとこめし~ 第5話【火も包丁も使わない侠の囚人飯】(YouTube)
https://youtu.be/gNwiFd9lVZg
これまでの再現レシピを振り返るにはコチラ:
ドラマ『侠飯~おとこめし~』の再現レシピ
ドラマ24『侠飯~おとこめし~』公式サイト:
http://www.tv-tokyo.co.jp/otokomeshi/[リンク]
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。