通販番組の生放送中にお客さんブチギレ「随分ちゃっちぃ感じに見えますね!」
通販番組の生放送中に電話で出演した購入者の女性が、突然ブチギレするという事態が発生した。この番組は、18Kイタリア製ファンシーチェーンネックレスを生放送で販売するというもの。女性は5個のネックレスを注文したということで、生放送中に電話で出演が決定したと思われる。番組の意図としては「5つも購入してくださってありがとうございます」的な展開を望んでいたのかもしれないが、番組は思わぬ方向に向かった。
女性は電話で「このネックレスが本当にイタリア製だという保証書はありますか?」という問いをし、司会の女性が「ゴールドカードがついております(90日間の保証書)」と答えたところ、「イタリア製イタリア製って随分しゃべってるけど、イタリア製だという保証書はないの?」と不穏な方向に。
司会者や販売会社のスタッフが正真正銘のイタリア製ですと説明をしても女性は納得せず、ついに女性はブチギレ。「そんなデタラメなことやってんですか!? 保証書つけないでそんなことやっているわけ? 随分ちゃっちぃ感じに見えますね。いりません私! 5点頼んだんですけど、保証書ついてないんだったらいりません!」と言い、通話が終了した。
<一連の流れ>
司会者 ネックレスをお買い上げで?
女性客 ネックレスです
司会者 ありがとうございます。
司会者 何点お買い上げくださったのでしょうか?
女性客 5点です。
司会者 5点も~!
女性客 はい。
司会者 5ですね!? ありがとうございます。
司会者 それは何かお祝いやプレゼントにお使いになるのでしょうか?
女性客 内祝いです。
司会者 内祝いですか。あらぁ~! ステキですねぇ~♪
女性客 別にステキじゃありません。
司会者 ……あ、そうですか(笑)。
女性客 別にステキじゃありませんよ。
司会者 ……あ、そうですか?
女性客 当たり前のことです。
司会者 まあ、素晴らしいと思います。ありがとうございます……。
女性客 これ保証書ついてるんですか?
司会者 保証書はですね。ゴールドカード(90日保証書)のほうをお付けいたします。
女性客 あらさっき、オペレーターに言ったら保証書ついてるって言ったんですけど。
司会者 はい、ゴールドカードのほうをお付けいたしますので。
女性客 保証書はついてないんですか? イタリア製っていう。
司会者 イタリア製っていう保証書は……。
女性客 イタリア製イタリア製って随分しゃべってるけど。
司会者 はい。
女性客 保証書はついてないの?
司会者 加藤さん(販売者)、保証書のほうは?
加藤氏 えーっとイタリア製っていうことは間違いはないんですけど……。
女性客 間違いないって言っても保証書ついてなきゃわかんないじゃないの。
司会者 ……そうですねぇ~。でもQVCではその辺……。
女性客 そんなデタラメなことやってんですか!? 保証書つけないでそんなことやっているわけ?
司会者 いいえ……。そういうわけでは……。
女性客 随分ちゃっちぃ感じに見えますね。
司会者 どうも、もうしわけございません。ちょっとお電話のほうオペレーターにつなぎますので。
女性客 いりません私! 5点頼んだんですけど、保証書ついてないんだったらいりません!
司会者 申し訳ありませんでしたー。
このようなことはよくあることなのだろうか? このことについて、電話オペレーターとして通信販売の受付をしていた女性にお話をうかがった。「キツイ口調のお客さんとか、どこで怒りの火がついたのかわからないお客さんは日常茶飯事ですよ。私はテレビの通販はやったことはありませんが、インターネットショップの通信販売でもそのようなお客さんはたくさんいますし、いちいち気にしていたら仕事にならないのでサラリと流しています。打たれ強くなったし、いい社会勉強になりました(笑)」とのこと。どうやら、こういうことはオペレーターをしているとよくあることのようだ。
今回は、5つも注文したお客さんということで抜擢され、この女性の電話が生放送に流れることになったのかもしれない。しかし、生放送でお客さんの声を出すというのは、それなりのリスクがあるといえるだろう。なにはともあれ、最後まで笑顔で貫きとおした司会者の女子アナは、さすがプロといったところか(このニュースの詳細記事はこちに)。
イラスト: 桃吐マキル
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