暑い夏は「アートアクアリウム展」へ 金魚が泳ぐ幻想的な世界
水とアートが織りなす幻想的な世界「アートアクアリウム展」は、2007年に東京・六本木ヒルズで熱帯魚による展覧会が開催されてから日本各地そしてイタリア・ミラノにも広がり、今年でちょうど10周年を迎える。今年は東京・日本橋と大阪・堂島リバーフォーラム、金沢の金沢21世紀美術館で開かれる。大阪での「アートアクアリウム展」に早速、足を運んだ。
テーマは「史上最大級の魅惑の世界」。作品が展示されている1階に加え、2階にも観覧エリアが設置されている。まず、宇宙をテーマにした「Beautiful Japan of Universe」は新作で、地球をイメージした球体の水槽を錦鯉が泳ぎ、これも新作の「パラダイス・ラグーン・ジャポニズム」では四角に切り取ったかのような水槽を金魚が優雅に泳いでいて、宇宙体験と水中体験が同時に味わえる。光のマジックで中を泳ぐ金魚の群れが大きく見えたり小さく見えたりする「プリズニウムNo.12」も必見。
人気作品「金魚品評」は、大ぶりの金魚を上から楽しむことができる。さまざまな種類の金魚そのものを知ることができる。続いて、「金魚コレクション」も多くの金魚の品種を1つ1つじっくり鑑賞でき、中には珍しい金魚も。「リフレクトリウムNo.3&No.6」は、凸レンズや凹レンズ、二重レンズなどさまざまなレンズを通して一味違う金魚鑑賞が楽しめる。
そして、東京以外では初登場となる「インフィニトリアム」は、三角柱のアクアリウムが合計40個合体した高さ2.4mもある巨大作品。金魚が泳ぐと“合わせ鏡”の原理によって無数の金魚が泳ぐように見える。約1,000匹もの金魚が1.5m四方の金魚鉢の作品で泳ぐ「花魁」は、まるで江戸の花街を彷彿とさせ、妖艶な雰囲気が漂う。
展示作品以外の楽しみも多い。17時から「ナイトアクアリウム」として会場内で日本酒やドリンクを販売する月桂冠による日本酒バーがオープン。また、DJによる会場内でのパフォーマンス、浴衣着用での割引チケット販売なども。人気の堂島ロールとコラボレーションした金魚をモチーフにしたロールケーキ「更紗 金魚」も会場で購入できる。
アートアクアリウムhttp://artaquarium.jp/アートアクアリウム展 ~大阪・金魚の艶~ &ナイトアクアリウムhttp://artaquarium.jp/osaka2016/
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