ハート、メタリカのジェイムズをゲストに迎えたニューアルバムから全曲公開
ロックの殿堂入りアーティストであるハートが7月8日に全米リリースする16thアルバム『Beautiful Broken』より、フル試聴音源が米ビルボードでプレミア公開されている。4年ぶりの新しい作品となる同作では、アン&ナンシー・ウィルソン姉妹作曲による新曲や、過去の曲を新たに再レコーディングした曲をフィーチャーしており、タイトルトラックではメタリカのジェイムズ・ヘットフィールドをゲスト・ボーカルに迎えている。
ナンシー・ウィルソンはステートメントにて、「このレコードのサウンドには真の70’sフィーリングがあり、どの曲でもエモーションが核となっています。もう一度やりたいと思っていた曲をピックアップし、そこへ3曲の新曲を加えました。新しい曲でも過去の曲でも、我々が今までやってきたようにバンドと一緒に演奏しています。ハートお馴染みの形です」と述べている。
再レコーディングした曲には、「City’s Burning」、「Down on Me」、「Sweet Darlin’」といったライブでもお馴染みの曲があるが、彼女達の希望どおりマイナーチェンジが施されている。アルバム『Passionworks』(1983年)、『Private Audition』(1982年)、『Bebe Le Strange』(1980年)からそれぞれ2曲を取り上げているほか、もともと前作『Fanatic』のボーナストラックだったタイトル曲「Beautiful Broken」では、ヘットフィールドによるボーカルと一部の新しい歌詞とともに、ほぼ新曲と言える仕上がりになっている。
なお、ナンシー・ウィルソンとともに共同プロデューサーを務めたハートのベーシスト、ダン・ロスチャイルドによると、バンドのライブのフィーリングをスタジオで再現するのが目標だったとのことだ。「これらのクラシック・チューンでは、80年代特有のオーバー・プロダクションが施されてしまっていたので、我々はそれを剥がし、根底にある美しさを捜し出したのです」と語っている。
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