漫画家 しりあがり寿の個展「回・転・展」 回るヤカンなど新作を展示
しりあがり寿の現代美術 回・転・展
漫画家・しりあがり寿さんによる展覧会「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」が、7月3日より東京・練馬区立美術館にて開催されている。
本展では、新作の「回転作品」をメインに、しりあがり寿さんが手がけた漫画作品の原画や、墨絵インスタレーション、ロトスコープを用いたアニメーション「ゆるめ〜しょん」などが展示される。会期は9月4日(日)まで。
漫画家・しりあがり寿の「回転作品」を多数展示
しりあがり寿さんは、1985年に単行本『エレキな春』で漫画家としてデビュー。新聞の風刺4コマ漫画から長編ストーリー、アンダーグラウンドな漫画まで、パロディを中心にさまざまジャンルを手がけるギャグ漫画家として知られている。
現在は朝日新聞に『地球防衛家のヒトビト』を連載している一方、墨絵インスタレーションといったアート作品やアニメーション映像など、漫画以外の分野にも創作の幅を広げている。
そんなしりあがり寿さんによる個展「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」では、漫画家としての活動に触れつつ、しりあがり寿さんがこれまでに手がけてきた回転インスタレーションを中心に展開。
新作の「回るヤカン」をはじめ、日用品から美術作品まで、あらゆるものをさまざまな方法で回転させるユニークなインスタレーション作品が多数展示される。
また、しりあがり寿さん扮する老視と「回転」の極意を学ぶべく厳しい修行に明け暮れる弟子たちのエンドレスな日常を描いた短編映画『回転道場』も上映。
「しりあがり寿の現代美術 回・転・展」は、現在開催中の練馬区立美術館を皮切りに、9月17日(土)から11月6日(日)にかけて愛知・刈谷市美術館、2017年1月14日(土)から3月5日(日)にかけて兵庫・伊丹市立美術館での巡回も予定している。
※ 画像はすべてイベント特設ページより
引用元
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