【警告】とっくにゲームボーイソフトのバッテリーが切れてるぞ! 自分で電池交換してみた
ゲーム進行のデータを記録するために開発された機能が、バッテリーバックアップである。ゲームソフトにバッテリーを搭載し、その電力を使ってセーブしたデータを保存するのだ。バッテリーが切れないかぎり、そのセーブデータは記録され続ける。
・バッテリー寿命は4~5年
ファミコンの場合、バッテリー寿命は4~5年といわれており、すでにセーブデータが消えていてもおかしくないほど時間が経過しているが、なかにはいまだにセーブデータを記録し続けているファミコンソフトもあるという。なかなか不思議なものである。
・バッテリーが寿命を迎えている
そんなゲームソフトのバッテリー機能だが、ファミコンより後発で発売されたゲームボーイソフトも、すでに十数年以上前にバッテリーが寿命を迎えている。しかし、名作と言われたゲームが多数あるゲームボーイやゲームボーイカラーのゲームソフト。今でもプレイしたいと思っている人は多いはず。
・故障する可能性がある
今回は、そんな人のためにゲームボーイソフトのバッテリー交換を自分でする方法をお教えしたいと思う。ちなみに、自分で交換しなくてもゲームメーカーに連絡すればバッテリーを交換してくれる場合があるので、自分でやるのは最終手段にしよう。故障する可能性があるし、一度でもゲームソフトを開封してしまうと、メーカーが修理してくれなくなる可能性があるからだ。
・必要な物を準備
用意するものは、スナップリングプライヤー(C型止め穴用)とビニールテープ、ナイフやカッター、そしてボタン型電池の「CR2025」。スナップリングプライヤーはゲームボーイソフトの特殊なネジを回すために必要な物で、Amazonで400~800円ほどで購入できる。ビニールテープはバッテリーを固定するために必要。
・刃物はとても危ない
まずゲームボーイソフトを裏側についているネジをスナップリングプライヤーで回して取る。すると簡単に外装と基盤が分離するので、電池があることを確認する。
電池が溶接で固定されているので、ナイフではがす。電池の表と裏が固定されているので、どちらもはがす。刃物はとても危ないので、注意して扱うように。
・ネジで閉じれば完成
電池をはずしたら、そこに新しいボタン型の電池を入れる。「CR2025」は従来のゲームボーイ用バッテリーより一回り大きいが使用可能。
もともとのボタン電池より大容量なのでデータの長期間保存が期待できる。ボタン型電池をテープで固定して、外装をはめ、ネジで閉じれば完成。
・10年以上もっているケースも多々ある
これで少なくとも5年くらいはセーブデータが消えることなく保存される。そもそも、公式では4~5年とされているバッテリーの寿命だが、10年以上もっているケースも多々あるので、10年に1回くらいのペースで電池のチェックをしたほうがいいかもしれない。
あなたが持っているゲームボーイソフト、セーブデータはしっかり保存できるだろうか?
もっと詳しく読む: ゲームボーイソフトのバッテリーを交換する(バズプラス Buzz Plus) http://buzz-plus.com/article/2016/07/04/gameboy-battery/
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