お祝いをオンラインで送金!?ニューヨーク発のデジタル祝儀袋サービス「Tendr」

送金とグリーティングカードを融合させたオンラインサービス「Tendr」日本では、結婚や出産など、人生の節目のお祝いとして、祝儀袋に金銭を入れて贈る習慣があるが、米ニューヨークでは、“デジタル祝儀袋”ともいえるウェブサービスがリリースされている。

・オンライン送金と電子グリーティングカードを融合させた「デジタル祝儀袋」

米ニューヨーク市ブルックリンで開設された「Tendr」は、オンライン送金と電子グリーティングカードを組み合わせたようなサービス。

Facebookアカウントもしくは電子メールで登録したユーザー同士で、金銭を贈り合うことができる。

160616tendr2操作手順としては、まず、結婚、誕生日、出産、卒業など、シチュエーションに合わせて、グリーティングカードのデザインを選択し、メッセージを入力。さらに、贈り先と金額、送金方法を設定する流れとなっている。

「Tendr」で提供されているグリーティングカードは、地元ブルックリンのデザイナーやアーティストたちが製作したもので、洗練されたデザインが特徴。

また、「Tendr」では、贈り先への送金手段として、クレジットカードのほか、口座振込や、個人間送金サービス「Venmo」にも対応している。

・シンプルかつスマートにお祝いを届けるサービス

「Tendr」によると、米国における“ご祝儀”の金額規模は、1年間で、合わせて300億ドル(約3.15兆円)を超える。

オンライン決済は、ショッピングなどの分野では十分普及しているが、個人間のお祝いのやりとりでは、まだ一般的ではなく、無粋さや味気ない印象を与えてしまうかもしれない。

「Tendr」は、シンプルかつスマートに、お祝いの気持ちとお金を届けるオンラインサービスとして秀逸だ。

Tendr

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. お祝いをオンラインで送金!?ニューヨーク発のデジタル祝儀袋サービス「Tendr」
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。