銀座に新たなランドマークが竣工! 『GINZA PLACE』は9月24日開業
サッポロ不動産開発株式会社ならびに共同事業者である株式会社つゞれ屋が、9月24日(土)に開業する『GINAZA PLACE(銀座プレイス)』竣工(しゅんこう)にともない、記者発表会を開催したので取材した。
この日、サッポロ不動産開発の生駒俊行社長、全銀座会 街づくり委員長 岡本圭祐氏、キーテナントの日産自動車からグローバルブランドエンゲージメント部長 中澤千代子氏らが登壇し、街づくりの考え方や寄せる期待、施設概要や自社フロアについて説明がなされた。
そのフロア概要を紹介しよう。
9月の話だと思ったら、地下1階および2階の銀座ライオンは8月3日(水)に先行オープンする。地下では東京メトロと直結するのでビアホールへは改札口から連絡通路で結ばれる。
1階から6階は、Showcase&Event Comolexとして日産やソニーやカフェが入る。
7階は旧高さ制限地上高の位置にテラスを配したレストランが入る。
8階から11階はExecutive Floorとして、目的性の高い顧客向けの商品やサービスが提供されるフロアとなる。
一例としては11階に神戸プレジール銀座としてJA全農兵庫の直営レストランが入り、神戸ビーフを堪能できる。
質疑応答では、共同通信からインバウンド需要や中国人のいわゆる爆買いが減少することが懸念されるがどう考えているのかという質問がなされた。
しかし、プレスリリースを読み説明を聞いて、どう考えてもインバウンド向けのビルではないし、爆買いするような商品を置いている商業施設でもない。純粋に新しい銀座のランドマークの一つ、あるいは銀座のショーケースとしての施設であり若干筋違いだと記者は考えた。また、ビルのオーナーにそんなことを尋ねられても困るだろうなぁとも思った。
案の定、サッポロ不動産開発の生駒社長は要旨「そういう想定はしてないし、懸念もない」と回答するしかなかった。
いずれにせよ、銀座四丁目の目立つ場所にそびえる新しいランドマークとして新しい歴史を刻むことになるGINZA PLACEは飲んで食べて見て買って楽しい場所となる予感がする。
まずは8月3日、105年続いた銀座ライオンの復活からスタートする。
※写真はすべて記者撮影
―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。