藤村長官、前原氏の「TPP交渉途中の離脱あり得る」発言に理解
藤村修官房長官は2011年10月24日午前の記者会見で、民主党の前原誠司政調会長が環太平洋経済連携協定(TPP)について、「交渉過程の内容によっては途中で離脱もあり得る」との考えを示したことに対し、「党の政調会長の発言で当然重く受け止める」と述べ、「外交交渉というのは常にそういうこと(交渉途中の離脱)があると受け止めている」と語った。
前原政調会長は23日のNHK番組の中で「仮に交渉途中で国益を害すことになればTPP参加からの撤退もあり得る」といった趣旨の発言をしている。
■藤村修官房長官とニコニコ動画記者(七尾功)との一問一答
七尾記者: 前原政調会長がTPPについて、「交渉過程において、内容によっては離脱することも選択肢のひとつ」だと発言されていますが、政府としてはこうした選択肢をどう考えていらっしゃいますでしょうか
藤村官房長官: 党の政調会長のご発言で当然重く受け止めるわけですが、外交交渉というのは常にそういうことがあるというふうに受け止めております。
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http://live.nicovideo.jp/watch/lv68078409?po=news&ref=news#0:14:17
(七尾功)
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