料理、掃除、アイロンがけ…好きな家事・嫌いな家事は何?
ひと言で「家事」といっても、料理に掃除にアイロン、食器洗い……その幅は広く、好きな家事、嫌いな家事があっても不思議ではありません。筆者はトイレ掃除が大嫌い。わが家の男子2人の飛び散り問題に頭を悩ませながら、日々ぞうきんがけをしています。今回は普段家事を行う男女300人に、家事に関する調査を行いました。
好きな家事TOP3は買い出し、料理、洗濯物干し。「当てはまるものがない」は3割も
まずはみんなが好きな家事をチェック。
第1位は「日用品や食料品の買い出し」40.3%で、5人に2人が好きと答えました。好きな理由を聞いてみると、「買い物はストレス解消にもなる(54歳・女性)」といった、買い物自体がストレス解消・気分転換になる人、「新しいもの、便利なものを発見するのが楽しい(36歳・女性)」といった新商品・便利グッズを見つける喜びがある人、「いかに安く買うか考えるのが好き(41歳・男性)」など、買い物をゲーム感覚で楽しむ人などがいました。
2位は「料理」で32.3%。料理は男性のコメントも多く、「メニューを考えることから始まって、材料をそろえて調理する一連の作業が楽しい(39歳・男性)」「おいしいと言われるとうれしい(39歳・男性)」など。つくる工程を楽しみ、それをおいしいと食べてもらうことに喜びを感じているようです。
続いて3位は「洗濯物を干す」で27.7%でした。キーワードは「すっきり」と「達成感」。「きれいに干せたときのすっきり感が好き(49歳・女性)」「柔軟剤の香りがして、きれいになった達成感がある(44歳・女性)」などのコメントが目立ちました。
注目なのは「当てはまるものがない」が約3割もいたこと。家事全てが好きではない人が3人に1人はいる計算です。その気持ち、分かる気がします……(笑)。【画像1】1位は「日用品や食料品の買い出し」だが、「当てはまるものがない」が33.0%もいるのに注目!(SUUMOジャーナル 編集部)
嫌いな家事は、「トイレ掃除」をおさえて「風呂掃除」がトップに
続いて嫌いな家事をみていきましょう。まず目に入るのは、好きな家事のグラフ(画像1)に比べ、全ての項目の数字が高いこと! みなさん嫌いな家事が多いということが分かります。
1位に輝いたのは「風呂掃除」で42.0%。「汚れがつきやすいので、キレイにするのに労力が必要(39歳・女性)」のコメントに代表されるように、「汚れ・カビが多い」「体力が必要」なのが嫌いな理由のようです。
2位に「トイレ掃除」40.0%、3位には「床をぞうきんがけする」34.0%と続き、「掃除」関連が上位に。トイレ掃除は「細かい隙間を掃除しなければならず、非常に面倒(53歳・男性)」「掃除しても、すぐにまた汚れる(41歳・男性)」など。そう! そうなんです! ぞうきんがけに関しては、「腰や首が痛くなる(46歳・女性)」「ぞうきんがけをする前に、片付けと掃除機をかけなければならず時間がかかる(45歳・男性)」などのコメントがありました。
「汚くて」「疲れる」掃除。好きな人はキレイになる達成感がたまらないようですが……なかなかその境地には至らないのかもしれません。【画像2】好きな家事に比べ、すべての項目の数字が高い。「当てはまるものがない」は13.7%にとどまった(SUUMOジャーナル 編集部)
面白いのは、好きな家事で上位の「料理」が、最も嫌いな家事(画像3)でもトップだったこと。好きな人と嫌いな人の差が激しい家事といえるでしょう。嫌いな人は、「メニューを考えて買い物してつくっても、あっという間に食べ終わる(57歳・女性)」「買ったほうが安いし手軽(44歳・女性)」と思っているようです。【画像3】最も嫌いな家事になると、「料理」が15.3%でトップに!(SUUMOジャーナル 編集部)
ちなみに、ひとり暮らしの人の最も嫌いな家事は「食器洗い」。1人で食事した後の片付けは、本当に嫌ですよね。食器洗いが面倒なので、お惣菜を買って、お皿に入れずそのまま食べるという人も多いのでは。
2人暮らし以上の人の最も嫌いな家事は「料理」。2人以上だと、材料の量もある程度必要だし、時間もかかるので面倒だと思う人が多いのかもしれませんね。
家事軽減のコツは、「不要なものは買わない」「全部自分で頑張らない」など
アンケートでは、家事を軽減するコツも聞いてみました。すぐにマネできそうなものから、なるほどとうなってしまうものまで。みんないろいろ工夫しているんですね。
■今日からすぐマネできそうな“家事ラクのコツ”
・食器洗いの手間がかからないように、食べたらすぐお湯につける(38歳・女性)
・洗う食器を増やさないために、ワンプレートにする(36歳・女性)
・不要な物は買わず、部屋の中を簡素化している(49歳・男性)
・週に一回食材をまとめ買い。常備菜をいくつかつくる(37歳・女性)
・買い物に行く手間を省くため、ネットスーパーを使っている(57歳・女性)
・トイレやお風呂の掃除は、入ったときについでにやる(46歳・女性)
・風呂掃除は家族全員が入り終わったその日の夜のうちに。最後に冷たい水で流し、風呂全体をタオルで拭き水気をとるとカビが発生せず、カビ取りの手間が省ける(57歳・女性)
・シャツはノーアイロン用を買う。アイロンをしなくていいようしわをのばして干す(45歳・女性)
■なるほど! “家事ラク”になる気のもちよう
・音楽を聴く時間だと思うと、精神的に負担軽減になる(26歳・男性)
・とにかくマメにする。まとめてはしない(46歳・女性)
・しなくていいことはしない(56歳・男性)
・夫が手伝ってくれたら喜ぶ。少し気に入らないやり方でも文句は言わない(47歳・女性)
・完璧にこなそうとしない(39歳・女性)
・全部自分で頑張らず、家族に協力してもらいます!(57歳・女性)
365日、家事に休みはありません。だから大変と思うのかもしれません。でも、今回のアンケートで、好きな家事がないと答えた人が約3割いたり、嫌いな家事の数が多いのを見て、「自分だけじゃないんだ」と思った人も多いのでは。どうせやらなきゃいけないものなら、楽しく、楽にやりたいもの。ちょっとしたコツや、考え方の方向転換で、ストレスがたまらないようにしたいですね。●調査概要
[家事に関する調査]より
・調査期間:2016年3月28日~2016年3月30日
・調査方法:インターネット調査(ネオマーケティング)
・対象:全国に居住し、普段家事をする20代~50代の男女
・有効回答数:300名(男性143名、女性157名)
元画像url http://suumo.jp/journal/wp/wp-content/uploads/2016/06/112504_main.jpg
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