【ガジェ通秋葉原制覇】秋葉原で一番のガッツリ系“冷やかしラーメン”を食す! @『ごっつ』

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秋葉原と言えばガジェット通信、ガジェット通信と言えば“秋葉原制覇”の食レポで御座います。

「秋葉原の飲食店を完全制覇!」

と言うのが本来のミッションですが、そこは筆者(YELLOW)が参加する以上は

「本当に美味しい秋葉原の飯を探す!」

みたいな裏ミッションも存在します。なので、美味しい店は美味しいと書きますが、イマイチな店は(略

超ごってり麺『ごっつ』

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秋葉原と言えば、ガッツリ系コッテリ系&ジャンクフードの天国で御座います。

まさに筆者のような“ガッツリ体型”の人間には天国でして、ちょいと財布の紐を緩めれば、あっという間に数千キロカロリーを手に入れる事が出来ます。

そんな超ヘヴィーな街”秋葉原”で一番のガッツリラーメンは何処でしょうか?

これは意外と難しい選択なのですが、とりあえず自称も含めてハイカロリーなのは超ごってり麺『ごっつ』かと存じます。

初夏を思わせる秋葉原で食べたいラーメン

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2016年は異常気象かと思える天候が続き、大雪が降ったり大雨が降ったり寒かったり暑かったり風が強かったりします。

そして!

何故か筆者が秋葉原に行くと暑い日に当たるという罠で御座います……。

そんな日に超コッテリで熱々なラーメンを食べなければならないってのも、これまた過酷でして、ライター稼業は楽じゃない予感です。

しかし!

そんな厳しい条件を上手くやり繰りするのが、ライターとして生き残る術でもあるのです。

というわけで、超ガッツリコッテリなラーメンをレビューすると思わせておいて、さりげなく2016年夏みたいな夏向けラーメンを食べる筆者です。

『冷やししょうゆラーメン』を所望する!

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いや、もう3軒目ですし歩いて疲れたので、ちょっとペース配分を落として進めないと

「一日のノルマ4件」

を消化出来ないみたいな個人的な事情もあります。今回のテーマとしては

「秋葉原で一番のガッツリ系ラーメン」

みたいなモノがあったような記憶もあったのですが、炎天下の秋葉原を歩いているうちに完全に忘れてしまいましたね。

というわけで、冷たいラーメンをさくっと食べて帰宅します。

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食券機で『冷やししょうゆラーメン』(750円)を購入し、カウンターで座って待ちます。

謎のラーメンを食す!

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お客さんが少なかったので、筆者の『冷やししょうゆラーメン』も割と早く提供されました。

レンゲが謎に巨大なので、イマイチ大きさが伝わらない罠はありますが、コレはなかなかの盛りっぷりで御座います。

ぱっと見た感じは『ラーメン二郎』の面影がありますが、麺の茹で時間はそこまで長くないので待たされる感じはありません。

丼を手に持って下ろそうとすると

「熱っ!!」

みたいな錯覚に陥ります。

「ラーメン=熱い」

というのが刷り込まれているので、ついついアツっとなってしまうわけです。

そして実食!!

まずは適当に写真を撮ってから、先行してスープと野菜を頂いてみます。

「熱っ!!!」

おいおい、コレ本当に熱いんじゃね?

『冷やししょうゆラーメン』をオーダーしたはずなのですが、なんかスープが普通に熱いんですけど……。

何を持ってして“冷やし”なのか分かりませんが、まあ良いでしょう。とりあえず箸を付けてしまったので食べる事にします。

野菜がモリモリで栄養満点な予感がする!

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いわゆる『ラーメン二郎』を模したラーメンだと、トッピングの野菜は大量のモヤシと相場が決まっておりますが、この謎ラーメンはネギが大量に乗っています。

今回、コールはニンニクのみでしたので、デフォでこの量のネギが入るという事でしょうか?

だとすれば、この世の“ネギラーメン”を駆逐する勢いのラーメンでして、さしてネギは欲してないけれども栄養ありそうだし、ネギも嫌いじゃないんでスープとネギを食べ進んでみる事にします。

これだけの量のネギだと飽きそうなモノですが、意外と“背脂”が良い仕事をしているので、味的に飽きてしまう事はありません。

スープは豚骨ベースでコッテリ感満載!

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スープが熱い点を除けばコッチ系なラーメンスープとしては、まあまあだと思います。

しかし“二郎インスパイア”としてみた場合コッテリ感はあるものの、まだまだスープに肉らしさが足りない予感ですね。

ここら辺は骨から出る出汁と、肉から出る出汁を分けて考えて、ちゃんと目指すべきスープを作れるかどうかが美味しいラーメンの肝かと存じます。

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とはいえ、特にディスる要素もなく普通に美味しく頂けるスープと言えると思います。

今回は背脂というかコッテリ感は“普通”をオーダーしたのですが、脂少な目でオーダーしてもそこそこイケると思います。

麺量は申し分なしである!

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そして!

コッチ系のラーメンで一番大事なのでボリュームで御座います。そこら辺は文句なしの麺量なのでバッチリです。

特盛りなネギと相まって一杯当たりのカロリー、もとい満足感は高めかと存じます。

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麺は『ラーメン二郎』のソレに近いし、多分に小麦粉もオーションだとは思うのですが、加水率はちょっと『ラーメン二郎』よりも高いので、普通に太麺として味わう事が出来ます。

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『ラーメン二郎』の麺は好き嫌いが分かれるので、コチラの方がより万人向けな予感ですね。

『ごっつ』 総評

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筆者はかなり食レポでもディスりますが、別にクレーマーではありません。

なので、例えば料理に髪の毛が入っていたり、醤油差しの中に小さなゴキブリが入っていたり、大きなネズミが店内を走っていたとしても、それを記事にすることはまずありません。

飲食店を経営する以上、恐らくベストを尽くしていると思うのですが、何かしらのアクシデントで、そのような事故が起こる可能性はどの店にもあるからです。

いくら毎日、醤油を取り替えていてもテーブルに置いてから超小さなゴッキーが侵入するのを阻止するのは不可能で御座います。というわけで、今回も

「まあ、券売機のボタンを押し間違えたかもな~」

くらいの仏心で軽く流そうと思ったのですが、写真を見てたら食券に

「期間限定商品1」

と書いてあるのが筆者のカウンターに置いてあります……。

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この瞬間、確実に普通っぽい醤油ラーメン的な何かが提供されたのは、店側のギルティであると認識しました。

っていうか、客も二人しか居ないのに間違えるとか、どんだけだよって話ですし、丼を出す時は食券も確認すると思うのですが?

いや、でも食券を渡す時に『冷やししょうゆラーメン』の特徴である“スタンダード、カツオ風味、しょうが風味”のスープチョイスがなかったのも気になりますね。

まあ、普通のラーメンが間違えて来ちゃったとしても、値段はどちらも750円なので金返せ感は少ないのですが、ちょっと本部に苦情のクレームを入れたくなる予感です。

もっとも、筆者にとっては初見の店なので、本当に間違えた商品が来たのかすら分かりません……。

もしかしたら熱い冷やしラーメンである可能性もあるからです。

しかし!

筆者はクレーマーではないので、これ以上の追求は止めましょう。それでは、是非みなさんもカロリー当たりのコストパフォーマンスが高い『ごっつ』に訪れてみて下さい。

番外編 創作落語っつ

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おいおい、そんな事より聞いてくれよイチさんよ~ この前、神田の『ごっつ』ってラーメン屋に行って『冷やししょうゆラーメン』って奴を頼んだんだよ
したらどうだい! 『冷やししょうゆラーメン』じゃなくて、熱々の醤油ラーメンが出て来たんだよ!!
こんな事って許せるかい? あたしゃ許せないねぇ、だってそうだろ、暑いから冷たいラーメンを食べようってのに、これじゃぁ話が違うじゃねぇか!

あんたも馬鹿だねぇ……。ちょっと落ち着いて券売機を良く見てご覧よ ちゃんと書いてあるだろ?

「ガッカリ系冷やかししょうゆラーメン」

って。お後がよろしいようで……。

『ごっつ』秋葉原店

住所:東京都千代田区神田松永町18-1 ビオレ秋葉原1F

営業時間 11:00~翌4:00
定休日:年中無休

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