【ガジェ通秋葉原制覇】コーラとガーリックがフュージョンした結果 @『ブレイズ』

access_time create
blase-takola007_R

秋葉原を制覇するガジェット通信の“秋葉原制覇”ですが、時には記事の為に無茶をしなければなりません。

いや、筆者(YELLOW)にとってランチでカツカレー、ラーメン、カツカレー、ラーメンの連食は問題ないのですが、時には遠慮したいメニューもあります。

しかし!

そんな危険球に自ら当たりに行くのもプロの仕事かと存じます。

にんにくコーラ……だと?

blase-takola031_R

というわけで、秋葉原の美味しい料理を求めて徘徊する筆者ですが、何気に超気になるメニューを発見しました。

「にんにくコーラだ……と?」

非常に気になる予感ですが、すでに『雁川』の20周年特盛りメニューで餃子を20個食べて来た筆者に、これ以上のニンニクを取り込むのは人として如何なモノかと存じます。

尋常ではないレベルで雑に手書きされたPOPと、人の好奇心をくすぐる“にんにくコーラ”の文字が寝ても覚めても筆者の脳内から消えません……。

気になって眠れないのでマッハで確認しに来た

blase-takola028_R

そして翌日……。

日差しが強く初夏を思わせるコンクリートジャングル秋葉原を彷徨う筆者は、件の店を目指して歩き続けます。

直前に取材した店が遠かったのもありますが、この日はマジに暑かったのでいつもの3倍マシで疲れました……。

やっと着いた頃には虫の息で御座います……。

しかも、この日はカレーの超美味しい『ブラウニー』ではなく、そのお隣の店がターゲットなのです。

秋葉原でタコスが食べられる『ブレイズ』

blase-takola029_R

秋葉原と言えば無駄にケバブ屋が多い地域ですが、逆にタコス的な何かが食べられる店は少なかったりします。

と、言う割には筆者も『ブレイズ』の前は何度も通っているのですが、華麗にスルーしていました。

しかし!

今回は“にんにくコーラ”を取材せよとの指令を受けているので、さしてタコスに興味がない筆者も訪れてみた次第です。

『タッコーラ』を所望する!

blase-takola002_R

ちなみに筆者がこの『ブレイズ』の取材を一番最後に回したのは理由があります。

暑い中、歩いて歩いて歩き回ってから飲むコーラこそ、この世で一番美味しいと思ったからです。

と、言う訳で“にんにくコーラ”だけでミッションコンプリートなのですが、タコス屋さんに来てコーラだけでは申し訳ないので、タコスもオーダーしてみました。

blase-takola003_R

ちなみに“にんにくコーラ”の正体はコチラの『タッコーラ』でした。

blase-takola006_R

「ほほう……ニンニクの聖地である田子町産なのか?」

と微妙に感心してみた筆者の脳裏に衝撃が走りました。

「田子町とコーラで『タッコーラ』なのね、駄洒落かよw」

blase-takola010_R

まさかとは思うのですが『ブレイズ』と言うタコス屋さんに、唐突に“にんにくコーラ”もとい『タッコーラ』が現れたのは、タコ繋がりって駄洒落でしょうか?

こんなツマラナイ駄洒落の為に筆者は炎天下の中、小一時間歩き回ったと思うと軽い目眩が……。

ニンニク感が半端ない『タッコーラ』

blase-takola005_R

恐らく目眩の原因は脱水による症状かと思われるので、ここはひとまず『タッコーラ』を飲んで回復するのが先決かと存じます。

見た目、ちょっと量の少ないコーラですが、味の方はどうでしょうか?

blase-takola008_R

コーラよりもちょっと甘さが強く、爽やかな炭酸が喉を抜けた後から微妙なニンニクの香りがリターンします。

嘘です。

一口目を含んだ瞬間からニンニク臭いし、一瞬だけコーラっぽい何かを感じますが、最初から最後までニンニク感しか残りません。

「流石に青森県田子町のエリートニンニクだぜ……。」

ぶっちゃけ、飲む前はジンジャーエールの親戚の友達くらいな可能性を期待していたのですが、良い意味でも悪い意味でも期待を裏切られた感は否めません。

ちなみに『タッコーラ』の公式サイトは微妙にお洒落かつ狂気染みているので、ちょっと見ておくと良いでしょうか?

「にんにくと炭酸のかつてない組み合わせ。」

「この味わい新感覚!」

「パンチの効いたガーリックフレーバーがクセになる!」

みたなキャッチがありますが、問題はそこじゃない感が満載で御座います。

『タッコーラ』公式サイト 
http://www.garlicenter.com/gc/taccola/index.html

『ミートタコス』を食す!

blase-takola023_R

気を取り直して『ミートタコス』(450円)を頂く事にします。

blase-takola018_R

タコスで450円って微妙に高いかなと思ったのですが、意外とボリュームはあるので、コスパ的にはハンバーガーと同じくらいの感じでしょうか?

blase-takola020_R

いや、ハンバーガーと違ってトッピング類が豊富な分だけ、料理としてのアドバンテージはあるかもですね。

blase-takola022_R

そして!

食べてみると意外と美味しい予感で御座います……。

blase-takola025_R

正直、タコスを舐めていましたね。

『ブレイズ』のタコミートの美味しさもですが、やはり野菜がたっぷり入っているのが肝ですね。

blase-takola027_R

これだったら『シュリンプタコス』(450円)とかも美味しいに違いありません。

色々と謎な『ブレイズ』

blase-takola000_R

ちなみに『ブレイズ』はタコス屋さんなので、内装もアメリカンだったりメキシカンだったりするのかと期待していたのですが、結果はこんな感じの店でした。

”シュタゲ”が貼ってあったりドクターペッパーがメニューにあるのも、秋葉原的には正解で御座います。

blase-takola009_R

まあコレはこれで秋葉原っぽくて良いかと思われ、テイクアウトも出来るので利用頻度は高くなりそうな予感です。

blase-takola021_R

しかし!

とりあえず色々と突っ込みどころ満載の店なのでアレですが、あえて言おう!

「タコス450円、にんにくコーラ500円……何故なのか?」

まあ答えは『タッコーラ』が普通に買うと300円くらいするってのもありますが、メインであるタコスより高いってのがシンドイっすね。

出来ればセットメニュー的な何かで安くなる的な、『タッコーラ』が大好きな貧民向けの救済措置があると嬉しいです。あと、どうでも良い事ですが

「チミちゃんって誰だよwww」

blase-takola019_R

と、一瞬思わせて良くみたら”チミチャンガ”みたいなメニューっぽいと見せかけて、正確には”チミチャンが”と書かれている点は注目すべき案件ではないでしょうか?

今回も謎のモヤモヤ感が残ってしまったので、次回は”チミちゃんの謎”を解いてみようと思った筆者です。

『タッコーラ』 総評

blase-takola030_R

爽やかな炭酸衣料が爽やかでなくなった瞬間、それは凶器になる事を知った筆者で御座います。

おかげ様で人生の経験値が1くらい上がったと思われます。

そして、今回は『タッコーラ』に記事の大半を費やしてしまい、さして『ブレイズ』の食レポが捗らなかったので、いつの日かリベンジしたいと思います。

秋葉原と言えば知的飲料の『ドクターペッパー』こそ至高かと存じますが、時には『タッコーラ』の事も思い出してあげて下さい。

以上です。

『BLAISE』(ブレイズ)

住所:東京都千代田区外神田3-7-9

営業時間 11:00~20:30 
定休日:不定休

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. アキバ
  3. 【ガジェ通秋葉原制覇】コーラとガーリックがフュージョンした結果 @『ブレイズ』
access_time create
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。