マリメッコの創業者・アルミ・ラティアの人生を描く伝記映画
日本でも人気の北欧を代表するブランド・マリメッコ。その創業者であるアルミ・ラティアの人生を描いた伝記映画『ファブリックの女王』が公開中。
舞台は、戦後まもないフィンランド。戦争で兄弟も工房も失ったアルミは、夫が買収した業務用のオイルプリントを作る会社で働き出す。やがて、個人向けに綿のファブリックにプリントすることを思いつき、1951年、新たな会社・マリメッコを立ち上げる。全財産を投じて行ったファッションショーが大成功をおさめ事業は軌道に乗り始めるが、マリメッコにのめり込むアルミに夫や子供達はついていけなくなっていた――。
メガホンを取ったのは、初期のマリメッコ役員も務めたヨールン・ドンネル。アルミを知る生き証人として、彼女の人生を巧みに描き出す。
ファブリックの女王
監督:ヨールン・ドンネル
出演:ミンナ・ハープキュラ、ビルン、ハンヌ=ペッカ・ピョルクマン、レア・マウラネン ほか
(2015年/フィンランド)
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか順次公開中
©Bufo Ltd 2015
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