全編140分をワンカットで撮影した、リアルタイム・サスペンス!
完成台本はなし。わずか12ページの覚え書きをベースに、俳優たちが即興でセリフを発し、140分間をワンカットで撮影したというクライムサスペンス映画『ヴィクトリア』が公開中。
3ヵ月前に母国・スペインのマドリードを飛び出し、ベルリンにやってきたヴィクトリア。クラブで踊り疲れて帰宅しようとすると、地元の若者4人組に声をかけられる。まだドイツ語をしゃべれず、異国の都会で友人さえ作れずにいたヴィクトリアは、酒を手に入れた4人とビルの屋上で楽しいひとときを過ごす。しかし、4人は裏社会の人物への借りを返すため、ある仕事を命じられていた。4人のうち運転手役の青年が酔いつぶれてしまったため、ヴィクトリアは代役を依頼されていた――。
ベルリン国際映画祭では銀熊賞など3賞を受賞し、本国のドイツ映画賞でも作品賞や監督賞、主演女優賞、主演男優賞といった6部門を独占。撮影中に起こった想定外のハプニングもカメラに収めながら、リアルタイムで追いかけられた登場人物たちの姿にただただ圧倒!
ヴィクトリア
監督:ゼバスチャン・シッパー
出演:ライア・コスタ、フレデリック・ラウ
(2015年/ドイツ)
公開中
http://www.victoria-movie.jp/
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