【英国グルメ】求む日本上陸! 英有力紙で2位に選ばれたロンドンの人気ハンバーガーを食べてきた

access_time create folderグルメ
Bun_1

シェイク・シャック、カールスジュニア、ベアバーガーなど、米国発のグルメバーガーが続々と日本上陸を果たしてブームとなっている昨今。「メシは期待できない」「国民食がフィッシュ&チップスってどういうことだよ」と揶揄されがちなロンドンでも、今後の日本進出を期待したくなる絶品バーガーに出会うことができました。

Bun_2

紹介するのは、ロンドン市内で4店舗をオープンしている“Patty & Bun”。筆者は中心地ピカデリー・サーカスからも近いオールド・コンプトン・ストリート店を訪れました。

デジタル版の英紙インデペンデントが選ぶ“ロンドンの人気ハンバーガー店トップ10”で2位にランクインした話題の店で、1時間待ちの行列ができることもの珍しくないのだとか。

参考記事(英語サイト):Best burgers in London: Ranking the capital’s burger joints
http://www.independent.co.uk/life-style/food-and-drink/best-burgers-in-london-ranking-the-capital-s-burger-joints-9692950.html[リンク]

Bun_3

オーダーしたのはボリューム満点の人気メニュー『スモーキー・ロビンソン・バーガー』。単品で8.75ポンド(約1400円)です。

ポンド高のあおりを受けて、この国ではどの店に入っても「日本と比べると高いなぁ」と思ってしまいます。ポテト(チップス)とドリンクをセットにしたら2000円超え(!)ですからね。しかし、筆者は断言します。このバーガーにはそれだけを支払う価値があるのです(旅費は別として)!

Bun_4

包みをはがすと、まずはそのボリュームに驚き。バンズからあふれんばかりの具材がこれでもかとトッピングされています。

バターの芳醇な香りがマッチするブリオッシュでサンドされているのは、ジューシーで厚みのあるビーフパティ、濃厚な風味ただようチーズ、フレッシュなトマトレタスカラメルオニオン、カリカリに焼き上げられたスモーキーベーコン。さらにケチャップと特製のマヨネーズがトッピングされています。

具材の圧倒的な存在感に敬意を表し、インデペンデント紙の記事では「ハンバーガー界の銀河系軍団(レアル・マドリード)や!」と大絶賛。ロンドンにもアーセナルやチェルシーのようなビッグクラブがあるのに……、というツッコミはさておき、そんな褒め言葉も大げさに感じないくらいの完璧なメンバーとポジショニングを誇るバーガーです。

Bun_5

一番の特徴である英国産ビーフパティは、「今、俺は、肉を食べている!」と脊髄レベルで感じ取れるほどの肉肉しさ。否、ワイルドさ。ミディアムレアに焼き上げられたそのビーフパティをかみしめると、余計な脂などいらない、とにかく肉の食感と旨みを味わうべし! という潔さを感じます。一緒に食べていた日本人は、「牧場を食べているみたい」とコメントしていました(褒め言葉で)。

正直なところ、ケチャップ&マヨの味付けはクドいのですが、日本上陸の際は(勝手な妄想)きっと我々好みの味に改良してくれることでしょう。

ちなみに、ソースがボタボタとたれてくるので、手でつかんでかぶりつくのは困難。ナイフとフォークは必需品です。テイクアウト(英国ではテイクアウェイ)してハイドパークでのんびり食べよう、という考えはかなり危険です。

Bun_6

店内はハンバーガー店としてはやや狭めでバーのような雰囲気。アルコールを注文することもできます。ロンドンで何を食べたら良いか分からない時には、この店を訪れればきっとハズレなしですよ!

Patty & Bun公式サイト(英語):
http://pattyandbun.co.uk/

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 【英国グルメ】求む日本上陸! 英有力紙で2位に選ばれたロンドンの人気ハンバーガーを食べてきた
access_time create folderグルメ
よしだたつき

よしだたつき

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。