【検証】「史上最強な防水スピーカー」とメーカーが言うので水没させてみました

access_time create folderデジタル・IT

sp-010

Bluetoothのスピーカーでアウトドアやバスルーム向けに防水のスピーカーがありました。ただ、水がかかっても使えるという程度で、浴室やプールに落とすなどの水没はだめというものでした。 
今回、筆者がサンプルとしてもらった『OmakerM5 Bluetoothスピーカー』は「史上最強な防水スピーカー」とメーカーが言っています。このため、実際に水没させて使ってみました。

水没させる前に基本的なチェック

10ワットの出力で、大きな音量で再生出来ます。接続はBluetoothによる無線接続と、AUX入力です。ただしAUXの場合は防水キャップを開くので防水性能は無いと考えます。臨場感はありますが、本格的なリスニングと言うよりBGMを大きな音で再生する事に特化しています。

sp-001

近くで聴けばステレオ感が味わえます。最大ボリュームにしてもBGMとして大音量を届けることが出来ます。再生中に「着信ボタン」を押すと「アウトドアモード」に音質を変えられます。アウトドアモードでは低音をカットし、高音をブーストして屋外でも効率よく音を鳴らす事が出来ます。

sp-002 sp-004 sp-005 sp-006

豊かな低音を出力するためのポートが背面に備えられています。側面には固定金具を取り付けるための大型の穴があり便利です。

sp-003

防水キャップの内部にはMicroUSBとAUX端子、リセットボタンがあります。充電中やAUXでの入力中は防水ではありません。 注意して下さい。

音楽を再生しながら水没させました

浴室にスピーカーを入れて、浮かないように庭にあった石を乗せます。水を加えていくと、スピーカーが完全に水没した位で音が途絶えます。これは電気的な故障ではなくBluetoothの電波が届かないためです。すぐに半分程度引き上げると再び再生を開始します。

sp-007

完全に水没すると音が出ないですが、故障では無くBluetoothの電波が水によって遮断されるためだと思われます。防水性能は「IPX7」で、「30分間1mの深さに水没させても内部に浸水しない」との事です。このため水没しても大丈夫そうです。残念ながら「水中スピーカー」としての利用は出来ないようです。

sp-010

蛇口からの大量の水流でも再生は止まりません。このため、雨の中での利用は問題ないと考えます。

sp-008

水没と言いましたが、このスピーカーユニット自体に浮力があるので水に落としても沈んでしまうことはありません。紛失しないので安心です。

sp-009

水に浮かせた状態で再生出来ます。メーカーサポート外ですが、水浴びをしながら音楽を聴くことも出来そうです。

残念ながらBluetoothの電波の問題で、水中スピーカーとしては使えませんが、水没させても故障しないので水辺での遊び用として最適なスピーカーです。スマホは安全な防水ケースに入れておき、スピーカーだけを外に出して使えば大切で高価なスマホやメモリープレイヤーを水から守ることが出来ます。

OMAKER (製造者Webサイト)
http://www.eomaker.com/[リンク]

OmakerM5 Bluetoothスピーカー 10W 商品レビュー専門 YouTube
https://youtu.be/HYgfqtVn_70

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 動画解放軍) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 【検証】「史上最強な防水スピーカー」とメーカーが言うので水没させてみました
access_time create folderデジタル・IT
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。