お寿司のつぎは死者復活…… 強引に生き返らされた人間の恐怖を描く『ラザロ・エフェクト』公開決定[ホラー通信]
高級鮨店『すきやばし次郎』の店主を題材にした映画『二郎は鮨の夢を見る』を監督したデヴィッド・ゲルブ監督。そんな彼の最新作はなんと、“死者の復活=ラザロ徴候”を題材にした戦慄の絶叫ホラー『ラザロ・エフェクト』だそうです。振り幅が広いですね!
医療の発展のために研究者チームが成功させた“死者の蘇生”。しかし、生きている人間には一度死んだ人間が死の間になにを見て、なにを体験したのか想像にも及びませんでした。命の原理に逆らってしまった彼らは、強引に生き返らせられた人間の、死ぬよりも恐ろしい“死の先の恐怖”と力を目の当りにすることとなります――。
死者を蘇生させてしまった科学者たちの味わう恐怖だけでなく、蘇生させられた人間の味わう恐怖も描いているという今作。死んだ人間を本人の意志とは関係なしに生き返らせることは善行なのか、生き返った人間が再び引き戻された人生で地獄を見続けることになるとしたらどうなるのか。医療技術が発展し現実味を帯びてきたこのテーマをホラーに昇華した今作は、製作をジェイソン・ブラムが務め、主演を『バッド・マイロ!』の製作にも携わっていたマーク・デュプラスが務めています。
映画『ラザロ・エフェクト』は6月11日(土)より新宿バルト9ほかにて全国公開。どうぞお楽しみに!
製作:ジェイソン・ブラム(『パラノーマル・アクティビティ』『インシディアス』)
監督:デヴィッド・ゲルブ(『二郎は鮨の夢を見る』) 出演:マーク・デュプラス、オリヴィア・ワイルド
2015年/アメリカ/シネマスコープ/83分/原題:THE LAZARUS EFFECT Lazaroeffect.com
配給:クロックワークス/提供:日活
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