打撃を食らった位置がわかる「電脳防具」、ゲームショウで公開

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武道とエレクトロニクスを融合させた電脳防具「雷鳴ψ(サイ)」

 突きや蹴りといった打撃を食らった部分に反応する「電脳防具」が登場した。この特殊な防具を開発するのは、大阪に本社を置く株式会社計測技術サービス。同社は2011年9月15日、千葉市の幕張メッセで開催されているゲームイベント「TOKYO GAME SHOW 2011」で、武道とエレクトロニクスを融合させた電脳防具「雷鳴ψ(サイ)」のデモンストレーションを行った。

 「雷鳴ψ」は電子チップが埋め込まれた格闘技用の防具で、打撃の加えられた部分がパソコンのモニターに表示されると同時に、防具のライトが点灯する仕組みとなっている。15日現在、プロトタイプの段階で、製品化には至っておらず、現在のところ当たり判定を得ることができるのは「目」と「金的」のみだという。

 デモンストレーションで説明を行った同社商品企画室・吉本孔彦氏は、この「電脳防具」を開発する狙いについて「初心者が安全を確保しながら格闘技を楽しめるように設計した」とし、

「『雷鳴ψ』を通して相手のことを自分から思いやる気持ちを養ってもらえれば」

と語った。

【ニコニコ動画】電脳防具「雷鳴ψ(サイ)」のデモンストレーション

◇関連サイト
・株式会社計測技術サービス
http://www.kgs-inc.co.jp/

(松本圭司)

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