ニコミュ第7弾『源氏物語』制作発表に行ってきた ~後編~ 「ベッドシーンはリアリティを追求します」
『ニコニコミュージカル』(以降、『ニコミュ』)第7弾『源氏物語』の制作発表、後編です! キャストさんのコメントから、写真と共に紹介していきたいと思います。※全ての写真を見るにはこちらから(https://getnews.jp/archives/139898)
光源氏役のぽこたさん。「『ニコミュ』に出させて頂くのは今回が2回目。歴史物と、今までにやったことがない感じだけれど、頑張りますのでよろしくお願いいたします」とあまり緊張していない様子。
紫の上役の富田麻帆さんは、「歴史が苦手でまだ勉強不足な部分も多いです。これから勉強して、紫の上を演じられたらいいなと思います。現代風にアレンジしているとのことなので、湯澤さんの演出を楽しみにしつつ、精一杯頑張りたいと思います」と笑顔。
弘徽殿女御(こきでんのにょうご)役・大河元気さん。「とても難しい原作だとは思いますが、台本を読み込み、資料を読み込んで素晴らしい舞台にしたいと思います」と真剣な表情で語りました。
明石の姫君役・Kimeruさん。「『ニコミュ』に出演するのは楽しみなのでとても緊張しているのですが、豪華な衣装で、女装で、驚いています。とてもはっちゃけてやりたいと思っています」ととても似合っている女装にご満悦の様子。
頭の中将役・高木俊さん。「光源氏というと、某アイドルさんしか思い浮かばないんですけど(笑)、この作品を全然分かってない部分もあるので、稽古が始まるまでにしっかり勉強します」と笑いを誘うコメントでした。
朧月夜役・平田裕一郎さん。「女形をやらせて頂くので、稽古までに原作を読み込んで、朧月夜をしっかり演じたいと思います」と語りました。
末摘花役・川隅美慎さん。「ニコミュに出させて頂くのは初めて、女装も初めて。頑張りたいです」とコメント。
六条御息所役・冨士枝千夏さん。『ニコミュ』ワークショップから抜擢された彼女は「六条御息所は女の怨念がポイントだと思うので頑張って演じたいです」と語りました。
そして、演出であり、紫式部役・湯澤幸一郎さん。「原作者が舞台上に出て、原作者の世界と物語の世界が交錯していくという話を作るつもり。それぞれの世界観のコントラストをしっかり作りたい」と今から公演を期待させるコメントをされました。
制作発表で着ていた衣装はかなり重いらしく、「お腹が締め付けられてきつい」とぽこたさん、「出来るだけ15歩以上歩かない演出にしてほしい、さっきから何度もこけてます」と大河さん、「髪の毛がふくらはぎくらいまであり、かなり重たいので大変だと思います」と富田さん、「服の中は完全サウナ状態です」とKimeruさん。やはり平安時代の衣装では苦労しそうです。ちなみに、今回制作発表には来られなかった出演者の小松美咲さん、尾崎桃子さん、大谷咲子さんは『ニコミュ』ワークショップ第2回アトリエ公演『見よ、飛行機の高く飛べるを』にも出演されています。
質疑応答の際に、記者が「平安時代の衣装で、ベッドシーンはどういう風に表現しますか」と聞くと、「そこだけはリアリティを追求したいと思う、無駄に。十二単を1枚1枚脱がし、最後の1枚を脱がすギリギリで……暗転という風にしたいと考えています」と湯澤さんならではのコメントを頂けました!
ニコニコミュージカル『源氏物語』は、11月16日から23日まで全労済ホール『スペース・ゼロ』にて公演が行われます。チケットはリアルチケットが6800円(税込み)、『ニコニコ動画』のコンテンツ『ニコニコ生放送』で見ることの出来るネットチケットがプレミアム会員が500pt、一般会員が1500pt(ニコニコポイント1pt=1円)となっています。非モテ腐女子・紫式部の妄想が生んだ、平安の同人誌。『源氏物語』を観て、彼女の妄想をちょっとだけ覗いてみては如何でしょうか。
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