『秒速5センチメートル』を盗作した中国のアニメが最高文芸賞を受賞でネット騒然

国内アニメ『秒速5センチメートル』を盗作したとされる『心霊の窓』が広西チワン族自治区の最高文芸賞に当たる賞を受賞し話題なっている。話題の中心は中国のコミュニティサイトで、今ではその情報を元に『2ちゃんねる』などでも話題になっている。

同作のパクリそのものは2009年から指摘されており『YouTube』に動画が公開されていた。しかしそんなパクリ動画が最高文芸賞を受賞したというから驚き。日本アニメユーザーだけでなく、中国のアニメユーザーからもおかしいとの声が挙がっており受賞の雲行きが怪しくなってきている。

2500カットの中から探し出したトレースと呼ばれる、いわゆる類似シーンは20シーン以上。中にはそのままのシーンもあり原画そのまま使ったのかと思ってしまうレベルである。何を意図にトレースしたのかは不明で、構図を作るのが面倒だったのかお国柄なのか……。

2009年9月にユーザーから指摘があり、11月以降の作品では修正が行われているという。そのため制作側は「今回の受賞は修正後の作品に対するものゆえ、問題はないアル」とコメントしている。賞を贈った文芸局は「盗作疑惑が晴れないようであれば、われわれは厳正な処分を下すアルよ」と今回の受賞作品に対しての盗作疑惑が晴れなければ受賞取り消しもありえそうだ。

パクリ検証動画は『YouTube』でも観ることができるので興味のある方はご覧になってほしい。

検証2

画像:『YouTube』より引用
中華道徳アニメのひど過ぎるパクリを検証(YouTube)

※この記事は、ガジェ通ゴールドラッシュの「ソル」が執筆しました。[リンク]

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