離れていても家族をサポート!介護向けスマートケアウオッチ「Treata」が登場
75歳以上の後期高齢者が増えているのは日本に限ったことではなく、2010年は世界で2億700万人だった後期高齢者人口が、2020年には2億6500万人になると言われている。
親が介護を必要としている状態ではあるものの、親元を離れて生活することは現代では珍しいことではなく、不安を抱えながら生活をする人も少なくはないはずだ。
そんな家族にぴったりなスマートケアウオッチ「Treata」が登場し、クラウドファンディングサイトIndiegogoで出資を募っている。
手軽に連絡が取れる!
Treataはアプリと連携する時計で、介護を受ける人が時計を付け、介護を見守る人がアプリからモニタリングを行う。
具体的に使える機能は以下の通り
・介護者が入浴、食事、歯磨き、投薬などを忘れてしまっている場合、テキストや音声、ビデオでメッセージを送ることができる。
・介護者が決められたゾーンを離れたり、転んでしまったとき、しばらく動かない場合はアプリに連絡が入る。
・会員向けの「Circle of Care」というコミュニティが形成されており、万一の時プロの介護士がサポートを行ってくれる。
これだけサポートが付いていれば、離れていてもある程度安心でいられそうだ。
仕様には別途料金が必要
Treataは現在販売に向け出資を募っており199ドル(約2万3000円)に送料で購入が可能。
介護システムの連携などを使うには、毎月30ドル(約3500円)がかかる。全世界でプロのサポートが受けられる日がくれば、さらに使い勝手が良くなりそうだ。
ウェブサイト: https://techable.jp/
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。