VAIOデザインの筐体に『Coutinuum』対応 Windows 10スマートフォン『VAIO Phone Biz』が4月発売へ
VAIOは2月4日、Windows 10 Mobile搭載のSIMフリースマートフォン『VAIO Phone Biz』の発表会を開催。4月に発売することを発表しました。法人ユーザーをターゲットにした端末ですが、VAIOらしさを感じさせる質感のあるデザインや、SIMフリーでもドコモのLTE回線のキャリアアグリゲーションが可能な通信機能、Windows 10 Mobileの機能『Coutinuum』への正式な対応など、一般にもアピールしそうな製品です。
ディスプレーサイズは5.5インチと、本体はWindows 10スマートフォンの中では大きく、薄型。本体サイズはW77.9×H156.1×D8.3mm、重量は約167g。アルミの削り出しにブラスト加工を施した筐体は質感が高く、背面にはレーザーエッチングでVAIOロゴを刻印しています。VAIOパソコンのフラッグシップ『VAIO Z Canvas』のデザインコンセプトを凝縮しているとのこと。
ディスプレーはフルHDで、CPUは1.5GHクアッドコア+1.2GHzクアッドコアのSnapdragon 617オクタコア、メモリーは3GBで内蔵ストレージは16GB、1300万画素カメラ、2800mAhのバッテリーを搭載。Wi-FiはIEEE802.11 a/b/g/n/acに対応し、Bluetooth 4.0に対応。通信バンドはBand1(2.1GHz)/Band3(1.8GHz)/Band 6(800MHz)/Band 8(900MHz)/Band 11(1.5GHz)/Band 19(800MHz)/Band 21(1.5GHz)と、国内の主要キャリアのほとんどの周波数帯をカバー。ドコモ回線では、キャリアアグリゲーションにより下り最大225Mbpsの高速通信に対応します。
『Office Mobile』がプリインストールされ、Office文書の表示・編集が可能なほか、企業システムとの親和性の高さを法人向けに訴求。法人向けにはNTTドコモとダイワボウ情報システムが販売を手掛けます。
スマートフォンに外部ディスプレーやマウス、キーボードを接続してデスクトップパソコンのように使えるWindows 10 Mobileの機能『Continuum』への対応も目玉のひとつ。同じCPUを採用したトリニティ製のスマートフォン『NuAns NEO』は販売開始時に対応がアナウンスされましたが、発表時から『Continuum』対応が明示されたのは『VAIO Phone Biz』が初めてのケースとなります。
気になる個人向けへの販売ですが、『VAIOストア』での直販に加えてBIGLOBEや楽天モバイルといったMVNO事業者、一部量販店での販売も予定しているとのこと。受注開始と発売は4月予定で、市場想定価格は5万円です。
VAIO Phone Biz”真のビジネスパーソン”篇(YouTube)
https://youtu.be/pMS67YHFvhg
VAIO | 商品情報 | VAIO Phone Biz
http://vaio.com/products/phone_biz051/
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
TwitterID: shnskm
- ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
- 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。