党代表落選の前原氏「サポート体制つくって野田総理を支えていきたい」

　前原誠司氏は2011年8月29日民主党代表選挙後、新代表に選ばれた野田佳彦氏について、「しっかりと皆でサポート体制を作って、野田総理を支えていきたい」と語った。

　民主党代表選挙は同日、都内で開かれた民主党・両院議員総会で行なわれた。第1回投票で有効得票数の過半数を越えた候補者がおらず、野田氏と海江田万里氏との間で決選投票となり、その結果、野田氏が民主党新代表に選出された。

　前原氏は決選投票に進むことができず、第1回の投票で脱落。自身の敗因について、今年3月に外相を辞任したことに触れた上で、「すべて私の不徳のいたすところ」と語った。

　また、新代表に選ばれた野田氏について、前原氏は、

「衆議院、参議院がねじれている状況なので、党内が一致結束して、そして（国）内外山積する課題に対して果敢に取り組む。特に震災復興・原発対応についてはしっかりと皆でサポート体制を作って、野田総理を支えていきたい」

とし、さらに、

「野田さんはバランスなんかもあり包容力もある方なので、しっかりと党の運営をしていただけるのではないか」

と評し、新代表に期待を込めた。

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（山下真史）