【Interview】“CES 2016”4部門受賞!革新的な屋外防犯カメラ「Presence ™」を直撃
ラスベガスで開催され、大盛況のうちに幕を閉じた“CES 2016”。今年も例年通り、イノベーションを感じさせる多くの製品が出品された。
フランスのNetatmo(ネタトモ )社が開発した、「Presence ™(プレゼンス)」も注目株の1つ。4部門でアワードを受賞した、革新的な屋外用防犯カメラだ。
自宅周辺で起きていることを正確に解析し、通知するという、これまでにない高度な能力を持ち合わせたこのカメラ。未来のセキュリティデバイスとして、躍進する可能性を十分に秘めている。
テッカブルでは、展示会を終えて間もない同社をキャッチ。リージョナルPRマネージャー、エレノア・ド・フォルナ氏に、話を聞いた。
・人、車、動物をリアルタイムで検知
Q1:まずは、「Presence™」開発のきっかけから、お聞かせください。
現在のセキュリティ市場では、“ただの監視・防犯カメラ”以上に、スマートで高機能な製品に対するニーズが、年々増えています。
そのニーズに答えるため、「Presence™」には、監視するだけではなく、人や車、動物を検知する、スマート技術を搭載しました。
Q2:「Presence™」とは、どんな製品なのでしょうか。
人、車、動物を検知して通知する、屋外用防犯カメラです。
監視エリア内であれば、家の周辺や敷地を歩き回る人、車、庭に居るペット(動物)などを、リアルタイムで検知し、ユーザーのスマートデバイスに通知します。
赤外線暗視機能を搭載しているため、夜間の監視と録画ができる上、スマート投影照明による、夜中の鮮明なカラー動画の録画も可能です。
・発売は2016年第3四半期
Q3:”CES 2016”ではアワードも受賞されていますが、会場での実際の反応はいかがでしたでしょうか。
CESでの製品発表とデモンストレーションは非常に評判が良く、報道関係者や卸売業者からは、個性的かつパワフルな仕様になっているとのお声を頂戴しております。
その他、アプリの使用感や、本体設置の手軽さ、シンプルでエレガントなデザインという点でも、良い反響が得られました。
Q4:正式リリースまでの展開について、教えてください。
2016年第3四半期で発売されるという事実以外、特にプロモーションイベントなどの予定はなく、その他現段階で公表できる情報はございません。
しかし、今後もさらなるユーザーエクスペリエンスの向上に向けて、新製品を開発していく予定です。
金融機関並みの強固なセキュリティも魅力の本品。一般販売まで、とにかく首を長くして待ちたい。
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