新橋で唇を真っ赤に染める儀式に参加してみた @『ポンヌフ』新橋
新橋周辺には美味しい店が沢山ありますが、その中でも『ポンヌフ』はランチタイムなら行列必須の人気店です。
というわけで、新橋を愛して止まない筆者は『ポンヌフ』のナポリタンを食べに、再び新橋に訪れてみました。
おフランス語で”新しい橋”を意味する『ポンヌフ』
ちなみに新橋には”立ち食いそば”の方の『ポンヌッフ』と、ナポリタンで有名な『ポンヌフ』があるので要注意です。
ナポリタンの方は『新橋駅前ビル1号館』の一階にあり、やや分かりにくいのですが目的地となる『新橋駅前ビル1号館』に入ってしまえば迷うほどには広くないので楽勝です。
また、ランチタイムであれば確実に並んでいるので、余裕があるならランチのピークタイムを外して14時くらいに訪れると良いでしょう。
カフェテラスと言う優雅な響きの『ポンヌフ』
”カフェテラス”と言う優雅な響きは、おフランスなイメージですが、店内は限りなく”新橋色”の『ポンヌフ』で御座います。
人気のメニューはやはり”ナポリタン”と”ハンバーグ”で優柔不断な筆者は迷ってしまいますが、救済策として『ハンバーグスパゲティ』(ボリュームたっぷり)と言う素晴らしいメニューがあるので助かりました。
人気メニュー『ハンバーグスパゲティ』を食す!
というわけで、筆者の『ハンバーグスパゲティ』(850円)が運ばれて来ました。
この『ハンバーグスパゲティ』は『ポンヌフ』でも人気のあるメニューで、多くの人がオーダーしています。
確かに”ハンバーグ&ナポリタン”と言う、絶対に外れようがない鉄壁のメニューなので、初見はコチラで様子を伺うのが正解かもしれませんね。
今回も連食なので大盛りにはしませんでしたが、プラス100円で大盛りにすると、かなりのボリュームになるらしいので、いつか挑戦してみたいと思った筆者です。
家庭的なハンバーグの『ポンヌフ』
まずはハンバーグから頂いてみましょう。
ソースはデミグラスソースでは無くトマトソースになっています。この鮮烈なルージュ(赤色)こそ『ポンヌフ』のイメージですね。
ハンバーグ自体は、いわゆる”合い挽きハンバーグ”と言う感じで、家庭で食べるハンバーグ的な何かです。
しかも、ちょいちょい”豚挽肉”の割合が多い予感ですが、ある意味”昔懐かしいハンバーグ”として親しみやすい味と言った所でしょうか?
ハンバーグとしての特別感は普通ですが、何気に”おかず”としては可もなく不可もなく無難なところかと存じます。
粉チーズかけ放題=ナポリタン優良店
ナポリタンを頼むと粉チーズとタバスコが運ばれて来ます。
このように粉チーズがフリー、もとい”かけ放題”な店は総じて優良店である可能性が高いと断言出来ます。
というわけで、『ポンヌフ』は間違いなく”ナポリタンが分かってらっしゃる店”ですね。
伝説的な『ポンヌフ』のナポリタン
やはり『ポンヌフ』でメインとなるのは、こちらのナポリタンではないでしょうか? ある意味『ポンヌフ』の代名詞とも言える看板メニューで、筆者もコレを食べに来たようなものです。
ビジュアル的には、とにかく赤い! ぶっちゃけ皿全体が真っ赤で御座います。
大げさなくらいのケチャップ感は、ある意味”昔懐かしいナポリタン”としては王道かもしれません。
さらに特筆すべきは、このスパゲティの茹で加減でしょうか?
茹で置きしたスパゲティを、ケチャップで炒めるのがナポリタンの基本ですが、この茹でまくった感のある柔らかいスパゲティは賛否が分かれるところかと存じます。
しかし!
この柔らかさこそが『ポンヌフ』のナポリタンであり、アイデンティティーなので、そこに議論の余地はありません。
ちなみに味的にはケチャップ味です。
他に『ポンヌフ』のナポリタンを表す表現は存在しません。
しかし!
何気にきっちりと焼き目を付けながら強火で炒めているので、ケチャップの甘さが引き出され、なんとも優しいナポリタンに仕上がっているのです。
そしてナポリタンにしては、微妙に具が少ない、もとい麺と言うかスパゲティが多過ぎて具が少なく感じられますが、そこはハンバーグをイイ感じのタイミングで食べる事で、解消出来る案件かと思われます。
この『ポンヌフ』のナポリタンは味付けが濃いめなのですが、ハンバーグでワンクッション入れるとケチャップ味に飽きる事なく、最後までナポリタンをエンジョイ出来ます。
『ハンバーグスパゲティ』 総評
「新橋に来たらポンヌフのナポリタン」「新橋に来たらポンヌフのナポリタン」
大事な事なので二度書く勢いですが、正直ココのナポリタンを食べずに新橋を語るのは如何なものかと存じます。
ある意味、儀式と言うかケジメみたいな存在が、この『ポンヌフ』のナポリタンでして必食メニューである事は間違いありません。
若干、柔らかいスパゲティに関して否定的な人もいますが、ナポリタンスキーな筆者的にはソレも個性のひとつとして受け入れられました。
この柔らかさと濃い目なケチャップ味が『ポンヌフ』のナポリタンで、時代に流されないスタイルは賞賛に値します。
そもそもが、大昔は”アルデンテ”とか無かったので、この位の茹で加減もひとつの正解であると言っておきましょう。
『ポンヌフ』は”古き良き時代の店”が、まだまだ点在する新橋を象徴する店と言っても過言ではないでしょう。いつまでも時代に流されず『ポンヌフ』のナポリタンを継承して欲しいと思いました。
と、言う訳で筆者がイチオシの街”新橋”に訪れた際には、是非みなさんも『ポンヌフ』のナポリタンを食べて唇をルージュに染めてみて下さい。
『ポンヌフ』
東京都港区新橋2-20-15 新橋駅前ビル1号館1F
営業時間 月~金 11:15~15:30 17:30~20:00
土曜日 11:00~14:30
定休日:日曜祝日
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