”さちるり”結成で豪雪地帯を強力にPR! 『十日町雪まつりキャンペーン記者発表会』取材レポート
新潟県の十日町雪まつり実行委員会は、第67回白い愛の祭典十日町雪まつりを2月19日(金)~21日(日)に開催する。
東京都内で行われた『第67回十日町雪まつり周知キャンペーン記者発表会』を取材した。
まず関口芳史十日町市長が、きもの女王とともに登壇して主催者挨拶。
この十日町雪まつりのPR大使に小島瑠璃子(こじるり)さんが就任。全国に「十日町雪まつり」の魅力を発信する。
こじるりは赤を基調とした鮮やかな振袖で登場し、普段テレビで見るのとは一味違う姿を報道関係者に披露した。
そして、雪まつりに関してPRしたが、まとめたものが主催者から発表されているので、そちらで案内することにする。
■十日町雪まつり
「雪を友とし、雪を楽しむ」を合言葉に、毎年2月に行われる十日町雪まつりは3日間でのべ30万人以上が訪れる冬の一大イベントです。今年で67回を迎える十日町雪まつりは、日本で最初に住民主体で行われ、十日町市は、「現代雪まつり発祥の地」として知られています。
十日町雪まつりの魅力は、市民手づくりの「雪の芸術作品」、温かいおもてなしが人気の「おまつりひろば」、音と光のスペクタクル「雪上カーニバル」です。
乗り物マニアの記者としては、十日町と言えば北越急行の主要駅としての認識が高い。以前は首都圏から北陸に向かう主要な経路だったが、北陸新幹線の金沢開業でその主要な役目を終えた。しかし、新幹線の経路ではない直江津方面からや速達タイプの新幹線はくたかが停車しない糸魚川や上越妙高方面からの需要は残す形となり、豪雪地帯として楽しめる観光地としては通過で終わらせるにはもったいない地域であることは確かだ。
イベントは新潟県出身の小林幸子さんが特別ゲストとして応援に駆け付け、一気に流れが変わった。
芸歴50年のトーク力はさすがとしか言いようがなく、報道関係者向けの発表会終了後にこじるりと共に十日町市の特産品(ソバと日本酒)を一般にサンプリングする予定だったのだが、報道関係者に向けて「ところで、みなさんはもらえないんですか?」と問いかけ、MCから同じものを配ると聞いた小林さんは、「そうですかぁ、ではもらえるんだったらぜひ食べてくださいね。本当に美味しいですから」と進行を全部持って行って、MCに「すいませんね、全部持って行って…」と謝りながら会場を爆笑させた。
小林さんからは雪上カーニバルについてのPRがなされたが、こちらも主催者発表のもので説明する。
■雪上カーニバル
雪上カーニバルは十日町雪まつりのメインイベントとされ雪のみで作られるステージはギネスブックにも掲載され、見るものを圧倒する規模感です。ステージでミュージックライブや華麗なきものショーなど、“音と光”の幻想的な世界が繰り広げられます。
鮮やかな冬花火は最大の見どころで、なかでも今回復活する「ナイアガラ」のフィナーレは圧巻です。
日時:2月20日(土)17:00~18:30
場所:城ヶ丘ピュアランド特設会場
フォトセッションでは小林さんが「”さちるり”として私が歌うから」とオファーすれば、こじるりは「花吹雪をまきます!」と応じ、カメラが手ぶれするほど笑わせてくれた。
まだ1月なので年末の話題には早いが、もしかしたら今年の紅白は「さちるり」で登場するかもしれないと思わせるほどの盛り上がりようだった。
首都圏から十日町へは上越新幹線越後湯沢駅から北越急行線直通列車に乗り換えて十日町駅下車。東京からは2時間程度。
※写真はすべて記者撮影
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(執筆者: 古川 智規) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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