今の時代に物々交換!?ニューヨークの学生が二酸化炭素削減のためにアプリを開発

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現代では物々交換を行う文化は廃れ、貨幣を用いて物品を購入することがほとんど。そういったことを未だにしている場所は少ない。

しかし、そんな現代だからこそ物々交換がアツい!?ニューヨーク在住の大学生が中心となって、アプリを通してカンタンに物々交換できるシステムを考案し、サービス開始に向けKickstarterで資金を募っている。

物々交換をオンライン化!

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このサービスはユーザーがいらなくなったアイテムをアプリを通してオンライン上に掲載し、アイテム交換のオファーがきたらオファー相手が持っているアイテムと交換するというごくシンプルなもの。

1対1の交換はもちろんのこと、複数のアイテムを組み合わせての交換も可能で、2対1・1対3という交換パターンも受け付けている。ただし、お金と物は交換できないルールだ。

取引はチャットを通して行い、お互いが出会って物を交換するというのも特徴の一つ。こういったやり取りが好きな人がサービスに集まるので、普段の生活ではなかなか出会えないような人との交流があることもサービスのウリとなっている。

様々なコストを削減、取引に応じてポイントも付与

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リサイクルの物々交換は、いらないものでお互いが欲しいものが手に入るので、お互いがウィンウィンの関係になれる。

さらには廃棄物も減らせるので、地球上の二酸化炭素削減にもつながる。製作者は、そういった目的もあり、このアプリをリリースした。

アプリを使用すると「二酸化炭素削減ポイント」が溜まり、パートナー企業の商品購入の際、ディスカウントが受けられるなどの特典が用意されている。現時点ではニューヨーク州を拠点とする牧場との提携が決まっている。

提携企業は社会や環境に貢献する団体を中心に増やしていく予定となっている。

出資の特典は?

このアプリ、既にサービスのコンセプトやデザインは決定しており、現在はシステム構築のためにKickstarterで出資を募っている。出資は5ドル(約600円)から500ドル(約6万円)まで受け付けており、出資した金額によってアプリ製作者からの手紙やアプリ開発者とのディナーなどの特典がある。

インターネットを使ったオークションサービスは世界各国で盛況しているが、こういったサービスは今まで少なかったので今後の動向が気になるところだ。

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