新橋でカレーをテイクアウトするならこの店一択! @『ザ・カリ』新橋
都内でカレーと言えば”神保町”周辺が有名ですが、筆者的には新橋、銀座周辺も要チェックかと存じます。
というわけで、今回は新橋のカレー屋さん『ザ・カリ』を紹介してみましょう。
新橋のニューウェーブ『ザ・カリ』
とにかく美味しい店の多い新橋周辺ですが、その中でもニューウェーブ的な何かが、この『ザ・カリ』で御座います。
「一回行ってみてよ」
と言われたので行ってみたものの、新橋駅からプチ遠いので勧められなかったら行かない可能性大でした。
しかし!
平日の12時前だと言うのに、すでに満席とか……。
どうやら、かなり人気があるカレー屋さんのようですね。お客さんのほとんどは周辺で働いている方達のように見受けられます。
『チキンカレー』は中辛固定!
基本、印度リスペクトなんでカレーは基本”チキンカレー”をスタンダードにしています。
ちなみにコチラの店では『チキンカレー』(810円)は中辛のみ、『ビーフカレー』(910円)は辛口のみと決まっていて、自分の好みで辛さを変える事は出来ない模様……。
まあ、自分はカレーを食べる時のルールと言うか掟として
「無駄に辛くしない!」
みたいな縛りがあるので、とりあえずは中辛でも満足です。辛さを追い求めると、どんどん辛くしてしまう恐れがあるので、限りなくプレーンな状態で、その店のカレーの味を確かめる事にしています。
極度の辛党になると、他の料理を食べた時の感覚にも影響しそうですからね。
ジャガイモかキャベツの2択!
『ザ・カリ』ではオーダーすると、トッピングを”キャベツ”にするか”ジャガイモ”にするか聞かれます。いや、聞かれるらしいです。
筆者が聞き逃したのか分かりませんが、この日はジャガイモが自動的に選択されました。
隣の人も聞かれた感じではなかったので、もしかしたらキャベツは品切れになったのかもですね。
このジャガイモ自体もスパイスで味付けしてあって、なかなか美味しかったです。
『チキンカレー』を食す
店内もスパイスの香りで満たされていますが、自分の『チキンカレー』が運ばれて来ると3倍増しで香って来ます。
このスパイス感こそ、カレーの命かと存じます。
ひとくち食べると、その辛さに驚きますが、まあ最近はカレーばかり食べているので許容範囲内でした。
これで中辛なのですから、辛いのが苦手な人は『チキンカレー』を選んだ方が無難ですね。
ルーはサラッとしていて色づきも薄く、いわゆる印度カレー系列なカレーかと存じます。人によっては『ザ・カリ』を欧風カレーとするかもですが、個人的には欧風カレーの条件として
「ブラウンルー主体、野菜やフルーツの甘さ、乳製品のコク」
は必須かと思うので、どちらかと言えば印度カレーなんじゃないかなと思います。
ライスは普通
国産米をイイ感じに炊いてあります。強いていうなら、さしてボリュームは無いというか、平均的なカレーライスの適切な量って感じでしょうか?
『ザ・カリ』 総評
カレー自体はスパイス感もあり、なかなか本格的なカレーだと思いました。
若干、筆者がカレー食べ過ぎて平均値が上がってしまったと言うか、町田の『アサノ』とかはもっとスパイシーだし、相模原の『マボロシ』は都度スパイスを炒める手間を惜しみません。そういう方向で比べてしまうと
「まあ、普通かな?」
みたいな、素っ気ないコメントになってしまいます。まあ、普通に美味しい、いや普通よりチョット美味しいってところでしょうか?
ここら辺は個人の嗜好なので、この『ザ・カリ』がベストと言う人もいるでしょうし、それで良いと思います。
しかし!
筆者的にネガティブに思ったのは、いや言うべきか言わないべきか? 書くのか書かないのかって悩んじゃうんですけど、あえて言おう!
「カレーのルー、少ないんじゃね?」
グラフィック的には、まあ普通の盛りっぷりなんですけど、この『ザ・カリ』の皿は超絶に浅いので、見た目ほどルーが入ってないんです。
いや、お前の食べ方が悪いんだろって説もありますが、かなり早い段階でルー不足、もといカレー飢饉が訪れました。
特にご飯も大盛りにしてないし、そんなにカレーばかり食べた訳じゃないのに、物凄い勢いでルーが無くなります。
無くなるっていうか、「ぶっちゃけ最初から入ってねぇんじゃねぇのか?」みたいな疑問が込み上げてきます。
皿が浅いので、ちょっとスプーンですくうだけで、ドンドン水位と言うかカレーのラインが下がって、あっという間に皿の底が見えて来ます……。
テイクアウトの弁当と同じ量になるように、盛っているのかなと思うのですが、ちょっとブルーになってしまう案件です。
あと細かい突っ込みですが、皿が超絶ミラクル激ギャラクシーポイズンに浅いので、最後の方でライスを拾いにくい感で悶絶します。
一説によると、この店のライスとルーの量ってかバランスにはコダワリがあり、そこは絶対に崩せないらしいのですが、正直に申しますと世間一般の尺度で客観的に観察した限り、多分カレー少ないです。
カレーとしては美味しいし、お値段も庶民的な感じでまとまっているので、逆に細かい部分に目が行ってしまうのですが、やはりカレー好きにとって最後にカレーが不足するのは切ない事なのです。
この部分だけ解消されたら最高なんですけどねって事で、まとめておきましょう。
とはいえ、行列したり弁当バカ売れだったりと、この『ザ・カリ』のカレーの味を疑う余地はありません。間違いなく美味しいカレーです。
それでは、是非みなさんも『ザ・カリ』の美味しいカレーを食べてみて下さい。そのスパイス感はクセになるかもですよ。
『ザ・カリ』
東京都港区新橋5-31-7 中村ビル1F
営業時間 11:30~14:30
定休日:土日祝日
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(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか
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