『スター・ウォーズ』新キャストらが来日 J・J・エイブラムス監督が黒澤明監督からの影響を明かす

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12月10日、映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』J・J・エイブラムス監督、そしてシリーズ初参加で注目のキャラクターを演じるデイジー・リドリージョン・ボイエガアダム・ドライバーが来日し、都内でジャパンプレミアのレッドカーペットイベントが開催された。東京フィルハーモニー交響楽団が生演奏するテーマ曲と共に、会場には話題の新ドロイドBB-8、最新作でも活躍が期待されるR2-D2、そして新デザインのストームトルーパーたちも姿を現した。

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新ヒロインのレイを演じるリドリーは、今年4月以来2度目の来日。一緒に登場したBB-8に関して、「キュートさが一番の魅力ね。マシンのように見えるけど、ものすごく人間的なところがあるの。今回のストーリーでは重要な鍵を握る存在になっているわ」と明かした。世界中から注目が集まるBB-8に対して、これまでシリーズをけん引してきたR2-D2が嫉妬か? という噂もあるが、この日は両者ともご機嫌な様子だった。

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予告編では青いライトセーバーを操り様々な憶測を呼んでいるストームトルーパーの脱走兵フィンを演じるボイエガは、この日もライトセーバーを手にポスタービジュアルさながらの構えを見せるなどして会場を沸かせた。見どころを聞かれると、「フィンがレイと出会ったことで物語がどのように展開していくのかに注目して欲しい」と語った。

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暗黒卿ダース・ベイダーの意思を受け継ぐ存在と見られる悪役カイロ・レンを演じるドライバーは、「最初にエイブラムス監督に会った時に、ジョージ・ルーカス監督と同じくこの作品は黒澤明監督からの影響を受けていると聞き、そのルーツとなる日本に来られて嬉しく思うよ」とコメント。

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それを受けてエイブラムス監督は、「黒澤監督はルーカス監督に多大な影響を与えた人物で、その映画は世界で最も秀でた作品のひとつだと思う。今回また彼の作品をいくつも見直して、今作もその影響を受けているよ」と日本が誇る偉人からの影響を明かした。さらに、「今作は我々が大好きな世界観の中で描かれるまったく新しいストーリーで、アクション、アドベンチャー、コメディ、そして非常に多くのハートが含まれているんだ。ぜひみんなで『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を楽しんでほしい」と作品をアピールした。

なお、ドライバーは十字型の赤いライトセーバーをストームトルーパーに譲り渡すという、本編では決して見られないであろう貴重な場面も披露。会場にはお気に入りのキャラクターのコスチュームに身を包んだファンが多数詰めかけ、その一挙手一投足に大きな歓声が上がっていた。

映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』は、12月18日(金)より公開される。

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よしだたつき

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PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

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