ウェブ開発者は『Sony Tablet』をいち早く触れるチャンス アドビとソニーがAIRアプリコンテスト開催へ
今秋以降、全世界で発売が予定されているソニーのAndroidタブレット『Sony Tablet』。9.4型の『S1』と5.5型2画面の『S2』がラインアップされ、初代『プレイステーション』のタイトルが遊べる『PlayStation Suite』に対応する注目製品です。この『Sony Tablet』に向けたアプリを募集するコンテスト『Adobe AIR App Challenge, Sponsored by Sony』を、アドビ システムズとソニーが開催することが発表されました。入選者には発売前の『Sony tablet』試作機やアドビの開発ツール最新版が貸与されるチャンスもあるそうです。
コンテストは米国、日本、ドイツ、イタリア、スペイン、英国で開催。米国の太平洋標準時で11月9日23時59分までの募集期間に、エンターテインメント、ライフスタイル、コミュニティ、ゲーム、ビジネス、プロダクティビティ、イノベーションの各分野でAIRプリとして開発した作品の投稿を受け付けています。賞金総額は20万ドル。
エントリー作品から選出されたアプリの開発者には、ソニーから発売前の『Sony Tablet』のいずれかが年内いっぱい貸与されるほか、アドビから『AIR』ランタイムのプレリリースへのアクセス権、『S2』のデュアルスクリーンを検出する『AIR』の『Sony Tablet』向けネイティブ機能拡張の仕様情報、『Flash Professional CS5.5』体験版の6か月の使用、『Flash Builder 4.5』体験版の2月29日までの使用といった特典が与えられます。
9月16日までに使用可能なアプリを投稿した開発者には、アドビが10月1日に米国ロサンゼルスで開催する開発者向けカンファレンス『Adobe MAX 2011』の『MAX Showcase App』として紹介される機会や、カンファレンスに参加できるパスが提供される特典も。
詳細は公式サイトを確認してください。日本語サイトも準備中とのこと。
Adobe AIR App Challenge, Sponsored by Sony
発売前のAndroidタブレットを触れるとは、ガジェット好きが多いウェブ開発者の心をくすぐる仕掛けですね。AIRを使ったアプリの開発を検討している方は、参加してみる価値はあるのではないでしょうか。
※参考記事:
ソニーが初代プレステタイトルも遊べるAndroid 3.0タブレット『Sony Tablet』2機種を発表
https://getnews.jp/archives/113129[リンク]
モバイルをテーマに開催されたアドビの開発者向けイベント『ADC MEETUP ROUND01』を振り返る
https://getnews.jp/archives/127879[リンク]
画像は『Sony Tablet』発表資料より引用
宮原俊介(エグゼクティブマネージャー) 酒と音楽とプロレスを愛する、未来検索ブラジルのコンテンツプロデューサー。2010年3月~2019年11月まで2代目編集長、2019年12月~2024年3月に編集主幹を務め現職。ゲームコミュニティ『モゲラ』も担当してます
ウェブサイト: http://mogera.jp/
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