初の『Google eBooks』対応電子書籍リーダー『Story HD』登場 iRiverが発売へ

Google eBooks対応電子書籍リーダー『Story HD』

Googleは、同社の電子書籍販売サービス『Google eBooks』に対応する初めての電子書籍リーダー『Story HD』を、韓国・iRiverから7月17日に発売することを発表しました。『Story HD』は、米小売りメーカー『Target』およびオンラインストアで139.99ドルで全米販売します。

iRiver Story HD

『Story HD』は、『Google eBooks』のコンテンツをダウンロードして読める電子書籍リーダー。パソコン経由で端末に転送する必要なくWi-Fiで『Story HD』に直接取りこめる点で、Barns & Nobleの『Nooks』やSonyの『Reader』など『Google eBooks』対応電子書籍リーダーと一線を画しています。

iRiver Story HD e-inkスクリーン

薄型・軽量(207g)で、高解像度のe-inkスクリーン(6インチXGA、768×1024)とQWERTY配列のキーボードを搭載。昨年12月にスタートした『Google eBooks』に登録する250社以上の出版社から、数十万の有料コンテンツと300万以上の無料コンテンツを、検索でかんたんに探して購入して読むことができます。

Google eBookstore

『Google eBooks』からダウンロードしたコンテンツはクラウドに保存され、『StoryHD』や『Nooks』『Reader』などの電子書籍リーダーのほか、パソコン上のウェブブラウザ、Android、iPhone、iPadなどのいずれの端末からもアクセス可能です。『Google eBooks』は、出版社、製造メーカー、小売業に対してオープンなプラットフォームで設計されています。今後、どんな電子書籍関連の商品が登場するのか、そして日本への上陸はいつになるのか楽しみですね。
 

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Kyoko Sugimoto

京都在住の編集・ライター。ガジェット通信では、GoogleとSNS、新製品などを担当していましたが、今は「書店・ブックカフェが選ぶ一冊」京都編を取材執筆中。

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