米携帯通信事業者が「定額制」廃止 ネットで「日本も他人事じゃない」との声
アメリカの携帯通信事業者ベライゾン・ワイヤレス社が2011年7月7日(現地時間)、新規契約分からデータ通信料の定額制を廃止し、従量課金制に移行すると報じられた。スマートフォンが普及し爆発的に増加した通信量により、定額制が「破綻」したとも考えられる。この報道を受け、日本のインターネットでは、「日本も他人事じゃない」「いずれ日本も破綻する」との声が上がっている。
アメリカでは2010年6月、すでにAT&T社がデータ通信料を定額制から従量課金制に移行しており、ベライゾン社がこれに追従した格好だ。AT&T社が同様の発表をした時には、ソフトバンク株式会社の孫正義社長が、「悩ましい問題。世界中の携帯事業会社の経営者の悩みです」と自身のツイッターでつぶやいている。
ベライゾン社の定額制廃止の発表を受け、インターネットでは「日本も他人事じゃない」「いずれ日本も破綻する」と、日本においても従量課金制への移行の流れが来ることを予測する声があがっている。国内でiPhoneなどのスマートフォンの利用者は既に1000万人を超えているとも言われており、携帯通信事業者だけでなく多くの利用者にとっても「悩ましい問題」だと言えるだろう。
(丹羽一臣)
◇関連サイト
Verizon Wireless – 公式サイト(英語)
http://www.verizonwireless.com
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