【デカ盛り】大人のオムライスを食べてみた @『焼肉はせ川』小田急相模原

hase-oto10_R

今、日本で一番注目されている焼肉屋さんと言えば、小田急相模原(オダサガ)が誇る

『焼肉はせ川』(超絶完全予約制)

で間違いないでしょう。圧倒的な肉の美味しさと絶望的なサイドメニューのボリュームは、色々な意味で目が離せません。

というわけで、今回も『焼肉はせ川』で繰り広げられる日常の一部をお送りしたいと思います。

『焼肉はせ川』は焼肉屋さんである!

hase-oto20_R

希に忘れてしまいそうになりますが、この『焼肉はせ川』は焼肉屋さんなので、必ず肉を焼きましょう。

hase-oto25_R

むしろ『焼肉はせ川』に来て国産高級和牛(A5ランク)を食べないとか有り得ません。

hase-oto21_R

国産高級和牛がこのボリュームで一皿1280~1580円で食べられる奇跡がそこにあります。

牛タンを食べ比べてみた

hase-oto28_R

常に『焼肉はせ川』に訪れる時は”お題目”を決めて挑むのですが、この日のテーマはズバリ

「牛タン食べ比べ」

という贅沢なテーマがありました。どちらの牛タンが美味しいのか勝負というわけです。

hase-oto24_R

ちなみに”上牛タン”と”並牛タン”の違いを、みなさんは知っているでしょうか?

「肉質の良い方が上だべ?」

と、一般的には認知されていますが、それは孔明の罠です。

hase-oto23_R

厳密には舌の先端の方が”並牛タン”(タン先)で、根本の方のサシ(脂)が良く入っている方が”上牛タン”(タン元)となっております。

もっとも、中間辺りの”タン中”(クラウンカット)はどっちなんだよって話もありますが、基本的には”上牛タン”と言えば舌の根本、すなわち”タン元”を指します。

しかし!

どちらが美味しいのかと言うテーマで挑んだものの、結果から言うと

「どちらもブチ美味しい!」

みたいな答えに辿り着きました。是非、みなさんも『焼肉はせ川』で食べ比べてみて下さい。

真の肉好きはラム焼き

hase-oto30_R

そして!

この日は珍しく”ラム肉”があるのを筆者は見逃しませんでした。

hase-oto22_R

羊と言うとクセのあるイメージですが、子羊の”ラム肉”であればそうでもありません。

昔、コンビニでは良く”ジンギスカン”と称して、羊肉の焼肉的な奴がタレに浸かって売られていました。

牛肉や豚肉を買うお金が無かった中学生時代は、バーベキューと言えば、この安い”ジンギスカン”だった気がします。

hase-oto27_R

それに比べて、この『焼肉はせ川』のラム肉の美味しさよ… 30年前の俺に喰わせてやりたい衝動に駆られます。

これは是非ともレギュラーメニューにして欲しい案件ですね。

『焼肉はせ川』と言えばポテサラ必須!

hase-oto26_R

基本、この『焼肉はせ川』のサラダ系は盛りがヤヴァイ系なので、ちょっとだけ野菜を欲した時は”キャベツサラダ”か”ポテトサラダ”の二択で御座います。

ポテトサラダは大抵、2種類のポティトゥサラダが盛られるので、ポテサラマニアには堪りません。

『焼肉はせ川』で馬の握り寿司を食す!

hase-oto15_R

筆者はすでに何度も食べているので、さして感動を覚えませんが、やはり『焼肉はせ川』の”馬の握り寿司”はインパクトがありますね。

hase-oto16_R

この綺麗なサシの入った馬肉を寿司で頂く贅沢……。

『焼肉はせ川』なら1580円で叶います。

まぐろハラミ丼(600円)

hase-oto19_R

最近、意外と見かけるのは『まぐろハラミ丼』ですね。お吸い物の器が大きいので、イマイチ大きさが伝わりませんが、はっきり言って”デカ盛り”です。

hase-oto18_R

お値段的には”お安い”ので、もしも訪れた時に『まぐろハラミ丼』があったら食べた方が良いでしょう。

hase-oto17_R

4人で分けても丁度良いくらいのボリュームなので、早い段階でオーダーすれば普通に完食出来ると思います。

『焼肉はせ川』のマストアイテムと言えば?

hase-oto8_R

『焼肉はせ川』と言えば『イチゴサンド』が有名ですが、この『玉子サンド』(300円)も必食のメニューで御座います。

「ちょっとサイドメニューに行くには満腹かな?」

みたいなフィーリングの時には、この『玉子サンド』がベストです。

hase-oto9_R

他のサイドメニューのように、とち狂ったボリュームで押し寄せて来る事は皆無なので、安心してオーダー出来ます。

本日のメインイベント”大人のオムライス”を食す!

hase-oto12_R

この日はイイ感じのメンバーが揃ったので、危険な”御飯モノ”にも挑んでみました。

『大人のオムライス』

このアダルトオンリーな名称のオムライス… 非常に気になります。

「気になったら食べたらいいよ」

と思うのですが、何せ『焼肉はせ川』の盛りは致死量を超える事があるので、よほどパーティーのコンディションが良くないとオーダー出来ないのです。

そして、ついにその時が来ました。

結果、こんな感じで御座います……。

hase-oto13_R

私の眼が狂っていなければ、これは”鰻の蒲焼き”に見えますね……。

hase-oto11_R

「オムライスに鰻の蒲焼きだ…と?」

しかも、わざわざ”タンポポオムライス式”で攻めて来る、無駄なクオリティの高さと、鰻のギャップが我々を混乱させてくれます。

しかし!

食べてみると意外と美味しい!! むしろ普通に

「鰻の蒲焼きウメー!!!」

と思った次第です。鰻重に錦糸卵を合わせて来る店がある事を考えると、この鰻と卵の組み合わせは有りですね。

hase-oto14_R

若干、オムライスにするのはオーバークオリティな気がしますが、そこが『焼肉はせ川』のコダワリなのです。

何故に「大人のオムライスなのか?」と言う答えは、貴方自身が『焼肉はせ川』に訪れた際に聞いてみて下さい。

『焼肉はせ川』に行ったらラーメンです

hase-oto5_R

『焼肉はせ川』は焼肉屋さんなのですが、何故かラーメンを食べないとならない的な衝動に駆られます。

むしろ、行く度にラーメンを食べる事を期待されているような、熱いオーラと言うかパッションを厨房から感じる筆者で御座います。

というわけで、本日の『焼肉はせ川』オススメの締めラーメンは

『牛骨塩ラーメン』(600円)

で御座います。ラーメンブーム初頭には”牛骨”を使ったラーメンもちらほら存在したのですが、例の”狂牛病騒動”で牛の骨髄は危険部位とされ、多くの”牛骨ラーメン店”が閉店しました。

そんなマボロシの”牛骨ラーメン”が、まさかの焼肉屋さんで復活です。

ちなみに日本の牛は全頭検査されているので”狂牛病”の危険性はほぼ有りませんので安心して下さい。

hase-oto4_R

なので和牛に特化した『焼肉はせ川』ならば、牛の骨で出汁を取ったラーメンも不安はありません。

肝心の味の方ですが、やはり豚骨と違って牛の骨で出汁を取ると、洋風な感じがしますね。

ちょっと”お上品”なスープのラーメンです。

hase-oto6_R

しかし、そのスープはどっしりした”牛の風味”と言うか味と香りがあり、ラーメンのスープとして十分な強さがありました。

これは人によっては豚骨よりも美味しいと感じるかもですね。

豚骨よりも臭みはないので、ソッチ系が苦手な人もこの『牛骨塩ラーメン』なら食べられると思います。

もっとも、マイナスイメージが広まってしまった”牛の骨”を使ったラーメンなど、滅多に食べる機会も無いでしょう。

輸入牛の骨は無理ですが、ちゃんと検査されている国産の牛なら比較的安全なのに、なんとも勿体無い話です。

hase-oto7_R

言うまでもなく麺とチャーシューのボリュームは圧巻でして、初めて『焼肉はせ川』でラーメンを食べる人は覚悟しておいた方が無難です。

「左が細麺、右が太麺」

一杯のラーメンに数種類の麺、すなわち数玉をブチ込んでくるのが『焼肉はせ川』クオリティで御座います。

生ハムとフルーツ(500円)

hase-oto2_R

最後の最後はデザートで華麗にエンディングを迎えます。この日は前から食べたかった”生ハム”を欲したので

『生ハムとフルーツ』(500円)

的な何かをチョイスしました。この生ハムは原木、すなわち

「豚の足一本」

をまるまる使った超本格的な生ハムで御座います。

hase-oto3_R

言うまでもなく味は抜群で、生ハムの芳醇な香りと木の実のようなコクが広がります。

hase-oto1_R

生ハムと言うとメロンを思い浮かべる人が多いと思いますが、何気にイチゴも合わせる事があります。

『焼肉はせ川』 総評

hase-oto29_R

今回は”鰻の蒲焼き”を使ったオムライスに持ってかれた感がありますが、筆者的には”牛骨塩ラーメン”が良かったと思います。

むしろ、何ひとつ”ハズレメニューが無い”と言っても過言ではないでしょう。

どのメニューも”お値打ち価格”なので、これだけ食べてもお財布には優しいのが『焼肉はせ川』の正義です。

唯一の難点は予約が取りにくい、むしろ電話すら繋がらないレベルなので、こちらの都合で予約すると言うよりは、もしも予約が取れた日は全てを放棄して『焼肉はせ川』をエンジョイするくらいのテンションが無いと難しいかもですね。

それでは、是非みなさんも予約をして『焼肉はせ川』に訪れてみて下さい。

きっと”生涯の想い出となるようなメニュー”に出会うと思いますよ。

『焼肉はせ川』(完全予約制)

住所:神奈川県相模原市南区相模台4-11-6

営業時間 17:00~22:00
定休日:水曜日

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: YELLOW) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

  1. HOME
  2. グルメ
  3. 【デカ盛り】大人のオムライスを食べてみた @『焼肉はせ川』小田急相模原
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。