もうすぐボジョレー解禁! 自宅用ワインセラーの選び方

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もうすぐボジョレー解禁! 自宅用ワインセラーの選び方

11月になると話題にのぼるボジョレーヌーボー。ボジョレーヌーボーとは、フランスのボジョレー地区で、その年の葡萄で最初につくるワインのこと。毎年11月の第3木曜日に販売が解禁されることから、その出来映えを含め話題になるのだ。ちなみに、今年は11月19日の木曜日がその解禁日にあたる。さて、ワイン好きにとってはうれしい季節ではあるが、状態良く保管するにはワインセラーが欠かせない。最近では家庭用ワインセラーを購入する人も増えているという。だが、これから購入しようと考える初心者にとって、選び方や相場など分からないもの。ということで今回、ワインアドバイザーの櫂谷さんにお話を伺った。

――ワインセラーを購入する際、選び方のポイントはどういったことがあるのでしょう?

「収納予定ワインの消費サイクルと、ワインセラーの設置場所条件から選ぶのが良いと思います。高級なワインを何年もかけて自宅で熟成される方は、湿度やヒーター機能がついた高機能のセラー、日常的なワインのストック用に1年程度保管するなら、機能が少ない冷蔵機能だけのセラーでも問題ありません」

――設置場所によって選び方も変わってくるのですか?

「寒冷地や普段暖房がない部屋に設置する場合は、設定温度より庫内温度が低くなったときに温めてくれるヒーター機能が必要です。ヒーター機能がないセラーは、断熱だけなので冬は外気温にひっぱられ、設定温度より庫内温度が低くなります」

――なるほど。では、ワインセラーの相場ってどのくらいなのでしょう。ピンからキリまであってどれを選んでいいのか…。

「収納本数、機能、生産国の3点から価格が変わります。6本程度から200本を超えるセラーまであり、値段は6本程度で4万円〜、200本ほどで60万円くらいのものまであります。機能的にはヒーターと温度機能のあるなしで価格が変わりますね」

――なるほど。4万円ぐらいなら、日用家電として手が届きそうです。では、ワインセラーの生産国による違いはありますか?

「ヨーロッパ製や日本製のものは価格は上ですが、機能や仕上がり、パネルなど豪華なものが多くインテリアとしても優れています。また、ヨーロッパや日本のメーカーは長年の実績としてのブランド力、信頼性があります」

自宅で気軽に美味しいワインを楽しめるワインセラー。保管場所のさまざまな条件が、ワインの保存状態にも影響がありそう。まずは、保管したい場所の状況把握が重要というわけだ。購入予定の方はぜひご参考に。●取材協力
(有)カイヤ ワインアドバイザー 櫂谷さん●参考
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元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/11/17/99883/

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