お風呂につかるのは何分？みんなのお風呂事情を調査

2015/11/16 07:00 SUUMOジャーナル生活・趣味

2015年も残すところあと1カ月と少し。外出時の冷え切った体を温めるために長湯をする人もいるだろう。でも、一般的にはお風呂につかっている時間ってどのくらいなのだろうか？ 20～50代の560人にアンケート調査を行った。
お風呂につかっている時間でもっとも多かったのは10分だった！

お風呂につかっている時間を調べるために、複数の項目を用意して、もっとも近い時間をひとつだけ選んでもらった。トップ5は以下のとおり。

1位：10分（31.3%）
2位：5分（20.9%）
3位：15分（13.8%）
4位：20分（7.9%）
5位：30分（6.3%）

もっとも多かったのは「10分」（31.3%）。次点は「5分」（20.9%）、「15分（13.8%）と、短時間の項目が上位を占める結果となった。ダイエットやデトックス効果が期待できるといわれている半身浴や、スマートフォンやタブレットなどの暇つぶしに最適なアイテムが増えた昨今、長湯を楽しむ人が多いかと思ったが、実はそうでもないようだ。ちなみに、今回のアンケートを世代別に見ると以下のような結果だった。

【図1】30分以上入浴する人は全体の9.9%だった。また、16.6%の人はお風呂につかることはしないと選択している（SUUMOジャーナル）

上表を見ると、「5分」と「10分」をもっとも多く選択している世代は50代だった。50代はあまりお風呂が好きではない？とも思えるが、「湯船には入らない」の項目では50代がもっとも低く10.9%。短時間でもお風呂につかることが、50代の入浴スタイルなのかもしれない。

また、20代と30代は上の世代よりも、湯船に入らない人が多いようだ。20代は体力がまだまだある世代。お風呂につからずとも十分疲労回復できる可能性があり、30代のなかには、仕事が忙しく入浴に時間を割けない人もいるだろう。お風呂で身体を洗う以外にしていることはなに？

入浴時間のほかに気になることは、お風呂での過ごし方ではないだろうか。複数の項目を用意し、あてはまる項目をすべて選択してもらった。

Q. お風呂で身体を洗う以外にしていることはありますか？（複数選択）

1位：特に何もしていない（44.1%）
2位：入浴剤を使う（40.2%）
3位：マッサージをする（10.7%）
4位：子どもとおもちゃで遊ぶ（7.3%）
5位：歌をうたう（5.7%）
6位：顔のパックをする（5.2%）
6位：音楽を聴く（5.2%）
8位：雑誌や小説、マンガなどを読む（4.8%）
9位：テレビ・映画を観る（4.1%）
10位：子どもとひらがな表や地図などで勉強する（3.6%）

1位は「特に何もしていない」（44.1%）となった。せっかくお風呂につかるなら、なにもせずにのんびりリラックスしたい派なのだろう。とはいえ、僅差で2位となった「入浴剤を使う」（40.2%）や、3位の「マッサージをする」（10.7%）のように、ひと手間加えるだけで、よりリラックスできそう。

ちなみに、アンケート結果を男女別（下図参照）に見ると、男性は52.1%が「特に何もしていない」のに対して、女性は36.1%と16ポイントほど減少。男性よりも女性のほうが、なにかしら入浴中にしていることが多いようだ。とはいっても、男性のなかには、入浴中にお酒を飲んだり、ご飯を食べたり、仕事をしたりする人も見受けられた。男女によって、バスタイムの使い方はやや異なるのかもしれない。

【図2】その他のなかには、「ひげ剃り」や「脱毛」「歯磨き」「体操」などのコメントが寄せられていた（SUUMOジャーナル）

小さな子を持たない家庭であれば、お風呂は一人だけのプライベート空間になることが多いだろう。いつもの入浴方法に飽きた人は、ちょっとひと工夫してみると、バスタイムがもっと充実した時間になるだろう。●調査概要
［生活に関するアンケート］より
・調査期間：2015年9月25日～2015年9月29日
・調査方法：インターネット調査（ネオマーケティング）
・対象：1都7県に居住する、20~59歳
・有効回答数：男女560名（男性280名、女性280名）
元記事URL http://suumo.jp/journal/2015/11/16/100769/