あなたのツメ、意外と見られていますよ!最低限ケアしたい4つのチェックポイント
最近は、ネイルがオシャレの定番としてすっかり定着しました。街中にはネイルサロンがあふれ、自分自身でセルフジェルネイルをする人も。オフィスでも、ネイルをキレイに整えている人は珍しくありません。
でも、デザインによってはビジネスの場でひんしゅくを買うことも。オフィス女子だからこそ気をつけたい、ビジネス上での“マナー違反ネイル“について、All Aboutビジネスマナーガイドである美月 あきこさんに聞きました。
デザインや色でたちまちNGネイルに!
美月さんによると、美容基準が設けられているような仕事や食品を扱う接客業、医療関係以外は、爪の長さあに気をつければジェルネイルやスカルプネイルをしていても問題はないそう。しかし、色やデザインのチョイスによってはNGネイルになってしまうのだとか。
「清楚で品がありながら、洗練されている白フレンチは私も大好きでよくつけています。でも、ストーンを付けたり、フレンチの境界線にラインを入れてしまうとたちまち派手になってしまいます」(美月さん)
△石を付け、フレンチの境界線にラインを入れてしまったNGネイルの例。フレンチなら色も白にするのがベターだそう。
ちょっとした飾り石やラインにラメを入れるだけでビジネス用とは違う“OFFネイル”になってしまうので、注意が必要です。
とはいえ、なにもつけない“スッピン爪”も良くないのだとか。
「ネイルは女性の”たしなみ”ですから塗りましょう。肌なじみの良い色を選び、ムラなく塗るようにしてください。また、PC操作などで先端は欠けやすいため、先端だけは重ねづけをするといいでしょう」(美月さん)
知っておきたいネイルNGマナー
では、具体的にどのようなネイルがNGなのでしょうか。
4つの“マナー違反爪“をチェックしてみましょう。
(1)汚れやゴミなどが目立つ長い爪
「手の甲側から見ると、長い爪は指を細く見せてくれて素敵です。でも、裏返した途端、爪の中の汚れやゴミなどが目立ちます。爪が汚いと、不潔でズボラな印象を与えてしまい、ビジネスパーソンとして失格です
爪を清潔に保ち、良い印象を与えるためにも、爪の形は短めで、ほどよく角を落としたスクエアオフ型が良いでしょう」(美月さん)
(2)ネイルが剥げて汚い爪
「名刺交換や書類の受け渡しなど、ビジネスシーンには指先が目立つことが多いもの。ネイルが剥げてきたらそのままにせず、応急措置として先端部分のみの重ねづけ。それが不可能な場合には、一度ネイルを落としてしまいましょう。
剥げた爪よりも、何もついていない爪の方がマシです」(美月さん)
(3)キューテイクル(甘皮)がめくれ上がっている爪
「乾燥による二枚爪や、そのまわりがササクレになっている状態はNG。クリームやネイルオイルなどで保湿やケアを。お手入れ不足は余裕のなさを感じてしまいます。冬場の乾燥する時期は特に保湿ケアを徹底しましょう」(美月さん)
(4)3Dアートなどやりすぎな装飾爪
「仕事とプライベートを混同するようなネイルは常識を疑われます。どんなに仕事の中身が良くても、身だしなみがビジネスにマッチしていなければ説得力がありません。つまり信用が下がってしまうことに繋がります」(美月さん)
指先から印象アップを
悪い印象を気にするばかりではなく、反対にネイルで好印象を狙いたいときはどうすればいいのでしょうか。そのコツを聞きました。
「印象を左右するのは、“ツヤ感”だと思います。ただし、乾燥が激しくて縦スジが目立つような方は、どんなにしっかりベースを縫ってカラーを縫ってもスジが目立つので、細かいラメが少しだけ入っているものを選んだり、ツヤ感が出るトップコートを選ぶなどすると良いでしょう。保湿もお忘れなく」(美月さん)
△細かいラメが少しだけ入っているネイルの例。
△トップコートを塗ってツヤ感を出したネイルの例。
さらに、海外では女性だけでなく男性もネイルサロンに通うのが当たり前と言われています。
「男性でも営業職の方など身嗜みに気を配る方の中には、ネイルサロンでネイルケアをされています。男性女性にかかわらず、人前で良い印象を残せる爪にしておくべきです」(美月さん)
ビジネスシーンでは、名刺交換など指先が目につくシーンは意外と多いもの。“マナー違反ネイル“に気をつけて、好印象な爪を手に入れましょう。
著者:美月 あきこ(みづき あきこ)
All About「ビジネスマナー」ガイド。17年間の国際線客室業務員経験をもとに人財育成トレーナーとして活躍。「ファーストクラスに乗る人のシンプルな習慣」執筆。
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