世界中のドライバーから集めた”駐車場版Wikipedia”がとても便利

世界各地に設置されている駐車場

誰もが投稿や編集に参加できるWikipediaは、2001年の開設以来、インターネット上の百科事典として、確固たる地位を確立してきた。

そして、このWikipediaスタイルを駐車場に応用したのが、「Parkopedia」である。

・世界中のドライバーが投稿・閲覧

Parkopediaは、2007年にロンドンで開設。現在世界52カ国6300都市以上を網羅する、世界最大級の駐車場データプラットフォームだ。

マップ上で展開されたParkopediaの駐車場情報

Parkopediaでは、一般ユーザーが駐車場情報を投稿したり、編集することが可能。

未登録の駐車場を追加したり、実際に利用した際の感想をもとに評価やレビューを投稿することができる。

Parkopediaに集約された世界中の駐車場情報は、ウェブサイトやスマホアプリを通じて、一般に広く公開。

最寄りの駐車場の検索や駐車料金の比較が、リアルタイムでできる仕組みとなっている。

・大手自動車メーカーでも、Parkopediaを活用

また、Parkopediaの仕組みは、大手自動車メーカーでも広く展開中だ。

フォード・モーターの車載コネクティブシステム「SYNC Applink」やBMWの南米向けサービス「ConnectedDrive」がParkopediaに対応しているほか、アウディ、Volvo、トヨタなどでも活用が進んでいる。

Parkopediaは、クラウドソーシングの手法を活用している点もさることながら、民間企業にも情報提供することで、より多くのドライバーの便に供している点が、秀逸といえるだろう。

Parkopedia

  1. HOME
  2. デジタル・IT
  3. 世界中のドライバーから集めた”駐車場版Wikipedia”がとても便利
Techable

Techable

ウェブサイト: https://techable.jp/

  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちら
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。